【ベッサン・トランブレ】
Information 品名 シャブリ プルミエクリュ フルショーム ピエ オー コント ジャン ベッサン トランブレ ワイン名(原語) Chablis 1er Cru Fourchaume Piece au Comte BESSIN TREMBLAY タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 フルショームにある古木の区画から造られる特別キュヴェ。スタンダードなフルショームをひとまわり大きくした印象で、パワフルにしてリッチ。すべての要素が凝縮しています。一部は小樽で醸造され、よい複雑味を醸し出します。 2020年ヴィンテージからジャン・クロード・エ・ロマン・ベッサンがドメーヌ名を変更し、ベッサン・トランブレイとなりました。 ちなみに、元々の地所の大部分がジャン・クロードの妻エヴリンヌ方のトランブレイ家の所有。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ベッサン・トランブレイ BESSIN TREMBLAY フィネス、フローラル、ミネラル シャブリらしいシャブリを造る男 ジャン・クロード・ベッサンがシャブリでワイン造りを始めたのは1989年。 彼自身は建築家を目指していたが、妻の実家のトランブレイ家に跡取りがなく、そのブドウ畑を受け継ぐことになった。 義父自身は協同組合に属していたという。 今日、ブドウ畑の面積は12haあり、シャブリ(ノーマルと樹齢45?55年の「ヴィエイユ・ヴィーニュ」の2種類)、1級モンマン、ラ・フォレ、フルショーム(ノーマルと「ラ・ピエス・オー・コント」の2種類)、特級ヴァルミュールの5アペラシオンから7種類のワインを造っている。 2005年まで、ラ・フォレはモンマンにアッサンブラージュされていた。 フルショームのラ・ピエス・オー・コントは、シャトー・ド・マリニーの伯爵家が所有していた区画だが、こちらも跡取りがいなかったため、シャトーで働いていたトランブレイ家の先代が伯爵夫人から譲り受けたものである。 ワインの醸造はヴィンテージとアペラシオンに応じて、ステンレスタンクと小樽を使い分けている。 2011年ヴィンテージを例にとれば、ノーマルのシャブリは30%が樽で残りはステンレスタンク発酵・熟成。 一方、ヴィエイユ・ヴィーニュは100%ステンレスタンクで発酵の後、10%のみ樽熟成を施す。 1級モンマンは100%樽発酵だが熟成期間は6ヶ月に留め、その後12ヶ月のステンレスタンク熟成。 フルショームはノーマルが100%樽発酵、樽熟成なのに対し、ラ・ピエス・オー・コントは樽発酵は35%のみで、残りはステンレスタンク発酵。 12ヶ月後にアッサンブラージュし、6ヶ月間のステンレスタンクで熟成を続ける。 特級ヴァルミュールは30%が樽発酵、残りはステンレスタンクだ。 必ずしも上位のキュヴェに多くの樽をあてがうわけではないところが面白い。 ジャン・クロードは自身の目指すワインのスタイルを「フィネス、フローラルさ、ミネラル感」といっており、事実、どのキュヴェもシャブリのエッセンスが詰まった、フローラルな香りとミネラルを感じさせる、繊細なスタイル。 とくに貝類を使った刺し身や寿司にはピタリとはまる。