2018
キャッツ・クレイドル オールド・ヴァイン シュナン・ブラン (ソーン・ドーターズ) Cat's Cradle Old Vine Chenin Blanc (Thorne & Daughters) 容量:750mキュヴェ
パールドバーグに立地する1979年に植樹されたのブッシュ・ヴァインの古木のブドウから造られています。2018年
収量が非常に低く目指していた量の半分ほどの生産量になりましたが、非常に凝縮感があります。品種
シュナン・ブラン100%土壌
風化した花崗岩:この土壌のシュナン・ブランは創業当初から扱ってきましたが、単一品種での瓶詰はこのキュヴェが初めてで、今ヴィンテージが2年目になります。全房使用率
100%圧搾
古いバスケット・プレス使用発酵
オーク古樽にて野生酵母による自然発酵 アロマには砕いたアーモンドやガレットなどの焼き菓子、白桃などの魅惑的なニュアンスがふんだんに感じられ、フレッシュな果実の味わいが豊かに広がり、土壌の複雑さを反映した深みのある仕上がりです。アルコール度数
13.4%※輸入元資料より2018年版「南アフリカ格付け」 1級に昇格した大注目のワイナリー
◆詳細・歴史 ジョンとターシャ・セコンブ夫妻は自身のワイナリーを持つ場所を探し、世界中を旅したのち2012年にウエスタンケープ・エルギンに居を据えました。翌2013年がファーストヴィンテージの新しい生産者です。彼らの条件に合う限られた畑からのみ醸造しているため年産も20000本と非常に少量の、ブティックワイナリーです。長いワインの歴史を持つこの地の自然に沿い、それを表現出来るようなワイン造りを目指しています。契約農家のブドウや、年々で購入するブドウは、全て蔵から近い地域のものを採用しており、収穫後フレッシュな状態をキープしたまま醸造をスタートすることを心がけています。
◆畑 35年〜70年の高樹齢の畑を所有する栽培農家と契約し、それらのブドウの出来に合わせてたワインを生産しています。ティン・ソルジャーは史実をふまえ、100年ほど前この地域にセミヨンが多く植えられていたことから、セミヨンブランとその自然亜種セミヨングリの古木から得られる果汁を一緒に醸造してみたらというアイデアから生まれました。また、古い歴史を持つ畑に、ウエスタンケープでは新しい品種(例えばルーサンヌ)を植え、その果汁をブレンドすることにより新しいスタイルのワインを作ることにも挑戦しています。その結果生まれたのがロッキング・ホースです。
◆醸造 それぞれの畑で、その収穫に最も適したタイミングを見極めることを重要視しています。また、アルコール度数の強いスタイルのワインは求めていないので、糖度バランスにも非常に気を使います。区画ごとに収穫された葡萄は直ちに醸造所へ送られ、プレス後のジュースには酵母やSO2等の添加は一切されません。その後、状態に応じて228Lから600Lの樽(4〜8年使用・ブルゴーニュ)に振り分けられマロラクティック発酵までを行います。新樽は一切使用しません。発酵が終わったことを確認後に少量のSO2を添加し、瓶詰されます。