※ラベルに少し汚れ、浮き、シワ等がある商品がございます。ご了承ください。 容量:750ml 品種:マカブー100% ピレネー山脈の河口に位置する氷河期沖積地の畑で、コルネイラ ラリヴィエールに位置する区画。 ビオディナミ栽培で、全て手摘みで収穫。ダイレクトプレス後、天然酵母で発酵させ、オーク樽で12ヶ月熟成、その後ステンレスタンクで4か月熟成。 黄色み掛かった濃い麦わら色の外観。白色い花の様なフローラルな香りに加え、軽い蜂蜜、酸のある熟れたトロピカルな果実や黄色系の果実、マスカット様な香りが立ち昇ります。口当たりは柔らかくも太いミネラル感を感じます。最初のアタックは柔らかくソワフなニュアンスが強いですが、ジワジワと塩味を感じる様なミネラルと出汁系の旨味が立ち上がります。マカブーなのにブルゴーニュのシャルドネの様なふくよかな味わい。 樽のニュアンスもしっかりと感じられ、複雑さが増しています。味の構成要素が多く、余韻も長く複雑なニュアンスが溢れ出てきます。寝かせてポテンシャルを最大限引き出してから食事と楽しみたいと思える白ワインで、質の高い鶏や魚介類との組み合わせが最高です。
※輸入元資料よりLe Quai a Raisins ル・ケ・ア・レザン 自分たちの情熱に妥協をしない、枠にとらわれない新しい在り方。 ニームから南西におよそ30km、モンペリエとニームの中間地点に、ヴィドゥール川に沿って広がるぶどう畑と中世の面影を残したオーべ村があります。 そこで2016年からネゴシアンとしてワイン造りをスタートさせたのが、「Le Quai a Raisins (ル ケ ア レザン)」のロビンとイモージェンの若いカップルです。 残念ながら若手生産者にとって、今活躍をしている素晴らしい自然派ワイン生産者と同じように、自分の信念を貫いて仕事をする事は、経済面の問題やAOCの圧力などから容易な事ではありません。 フランスでワイン醸造研修を行っていた2人にとっても、フランスには素晴らしいテロワールがあり、素晴らしい生産者もいるものの、あまりにも土地の名称や、伝統的な考えに縛られすぎている側面もあり、自分達の想いを表現する上での行き詰まりを感じ、一度外からフランスを見直してみようとカリフォルニア、南アフリカで醸造研修を行ってきました。 それらの研修の中で見つけた答えが、ネゴシアンでワインを造るということ。 ロビンとイモージェンは、ただブドウを買うのではなく、同じ方向性を持ったブドウ生産者と話し合いを重ね、一緒にブドウを造り上げていく年間を通したパートナーとして、一緒に仕事をしていく形を採択。 その為、自分たちで畑を持たなくても、素晴らしいテロワールを持つ素晴らしい生産者のブドウを使って、自分たちが表現したいワインを造ることができ、同時に抑えたコストで設備の投資も行え、若手の生産者が抱えている問題も解消。 2019年には、念願の新しいフードルと、もともと借りていた2haの畑(サンソー)を購入することが出来たそうです。 決して、大きな投資をするわけではなく、先見性を持って計画的に進めていく、ロビンとイモージェンの2人は、フランスの若手生産者のモデルとなっていくのではないかと、今後の歩みが楽しみです!