・名称:果実酒(赤ワイン) ・内容量:750ml ・原材料:ブドウ ・生産地 フランス/ブルゴーニュ ・格付 AOCモレ・サン・ドニ ・品種 ピノ・ノワール ・味わい フルボディ ・保存方法:直射日光を避け、涼しい場所で保管 ・販売者:(有)富士 FJワインセラー 山梨県富士吉田市中曽根4-5-15 ・未成年者への酒類の販売は固くお断りしています1880年頃、ジャック・リニエがモレ・サン・ドニのいくつかの畑を獲得しドメーヌはスタート。 以降、息子ジュールが引き継ぎ、その後アンリとユベールと続き、 60年代にはドメーヌは8ヘクタールに届くまで拡大。 1992年には、ユベールの次男ロマン・リニエがユベールと共に働くようになり 順調な進化を続けてきたが、 ドメーヌの将来を託されたロマン・リニエが2004年に他界。 以降、老匠ユベール・リニエが引退を撤回して奮起し、 ビショで働いていたもうひとりの息子ローランもドメーヌに戻り、 ドメーヌ・ユベール・リニエの新時代が始まった。 ロマン亡き後、ロマンの妻とドメーヌの畑を折半耕作し始めたため ユベール・リニエ本人は収穫の3分の1しか受け取れず、 買いブドウによるネゴシアン・ビジネスも平行させることで 需要に応えるしか手だてがない時代が続いた。 2014年、この折半耕作の契約が解消され、元々のドメーヌの畑が100%戻ってきた。 畑の管理もドメーヌで行えるようになり、2014年からは満足のできる生産を再開している。 このお披露目に2016年秋にはローランが日本へ来日し、 生産者セミナー、イベントを実施。ドメーヌ・ユベール・リニエの完全復活となった。 かつてはリッチで凝縮感が高く、新樽の香りも強かったユベール・リニエのワインだが、 故ロマンがスタイルを微調整し、 バランスのよいものに仕上げてからというもの、 昔のユベール・リニエを支持していたアメリカ市場だけでなく、 世界的に高い評価を受けるようになっていた。 ロマンが他界し、ユベールが現場に返り咲いた時もスタイルを過去に戻すことはせず、 バランス重視の姿勢を堅持しているのは、 あまりに早くこの世を去った息子へのオマージュだろう。