●手入れ 葉が密集すると株の中まで風が通らなくなり梅雨時期にしたの葉が枯れあがってしまうことがあります。 梅雨前に切り戻しをおこなうか、混み合っている茎を切り取って風が通るようにしましょう。 花は枯れる前にこまめに収穫しましょう。 水やりでは、鉢土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。 真夏は特に乾きやすいので朝と夕方の2度くらい水を与えた方がよいでしょう。 あまりにも極端に乾くような場所なら、しきワラなどを敷くのもおすすめです。 反対に、梅雨時期や株がしっかと根付いたら、完全に水切れさせなければ耐えます。 水のやりすぎには注意しましょう 肥料は4月から与えてください。9〜10月にも与えます。 液体肥料でも、ゆっくりと効き目が現れる固形の肥料でもかまいませんが、 「チッソ」の成分の低いものを選ぶようにしましょう。 チッソ分が過多になると花数が少なくなってしまいます。
●用土 赤玉土(中〜小粒)7:腐葉土3そこに苦土石灰を少量加えるのがおすすめです。
●植え替え ジャーマン種は一年性なので特に植え替えの必要はありません。 ローマン種も一度植えたら特に植え替えの必要はありません
●特徴 大きく分けて一年性のジャーマンカモミール(花のみ芳香性がある)と 多年性のローマンカモミール(花と葉が芳香性がある)の2種類に分けられます。 中心部分が黄色くなって盛り上がり、そのまわりに白い花びらがつきます。 花は春から初夏まで咲き続け、その花をハーブとして利用します。 ジャーマン種の方はハーブティーとして利用され、ローマン種の方は入浴剤や染色などに利用します。 丈夫なので芝生の代わりに植える方法もあります。 アブラムシをよく寄せ付ける性質を持っているので、 野菜などを育てている近くに植えると他の作物にアブラムシが付きにくくなるので、 農薬の量を減らすこともできます。