ピス・ムット 2022 / マヌエル・プルチーニ
newitem202309_04Manuel Pulciniマヌエル・プルチーニはローマ生まれの現在35才。自然にワイン造りに関心を持ったマヌエルはピサ大学でワイン醸造学の学位を取得。その後、モンタルチーノのフォンテレンツァなどのビオディナミを実践するトスカーナの幾つかのワイナリーで働き、ビオディナミとナチュラルワイン造りへと惹かれていきました。トスカーナのルッカ近郊に約2.3ヘクタールの耕作放棄されたブドウ畑を借りて2017年1月に自身のワイナリーを設立しました。マヌエルが目指したのは、ブドウ畑に新しい生命を吹き込み、現代的醸造学のワイン造りから解放された、自然を尊重したワイン造りのプロジェクトでした。醸造においては、人為的介入を最小限にし、化学的な技術や人工添加物は一切使わずに、野生酵母による自然な発酵でワイン造りを行っています。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加しています。 イタリアでは、ロゼワインのアルコール度数が高すぎることがよくあります。これは、生産者(特にトスカーナ)が赤ワインを濃縮するためにセニエ法でロゼワインを造るためです。これはいわば赤ワインの副産物のロゼです。しかし、私のこのロゼのキュヴェは、収穫の段 階からロゼを造るためだけに適切な熟度のブドウを摘み取り、シチリアの古い方言で『pistammutta ピスタムッタ』と呼ばれる、伝統的なロゼワインの手法を用いて醸造したものです。 (インポーター資料参照) 生産者:マヌエル・プルチーニ 生産地:イタリア/トスカーナ 品種:サンジョヴェーゼ70%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、その他の品種(カナイオーロ、 チリエジョーロ、シラー、メルロー)20% タイプ:ロゼ 容量:750ml