Michele Lorenzetti
newitem202406_02ミケーレ・ロレンツェッティは2004年からビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、グラヴネルやイル・マッキオーネ、ラ・ヴィショラなどイタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているイタリアのビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。 ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。 手摘みで同時に収穫したブドウを果皮ともに野生酵母のみでジョージア産のクヴェヴリで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も加えず、温度管理も一切行わずに醸造。マセレーションの期間は7ヶ月。マロ発酵はこの間に自発的に行われる。その後、無清澄、無濾過で瓶詰め。ボトリング後、さらにセラーで9ヶ月寝かせてからリリース。SO2は無添加。 2022ヴィンテージは9/2に収穫。総生産量1,200本。2024年3月時点でのSO2トータルは10mg/l。アルコール度数14度。 (インポーター資料参照) 生産者:ミケーレ・ロレンツェッティ 生産地:イタリア/トスカーナ 品種:ソーヴィニョン・ブラン80%、ソーヴィニョン・グリ20% タイプ:白 容量:750ml