特徴的なスライダーコントロールを配置したOBNE BLシリーズの「モジュレーション・ディレイ」ペダルが入荷
Old Blood Noise Endeavors BL-52 Phase Repeater BL-52 Phase Repeaterは、フェイザーのようであり、ディレイのようであり、リバーブのようでもあります。「時間(クロック)」によって定義されるエフェクトの限界を更に押し上げる分類不能のクリエイティブ・デバイスであり、そのサウンドは従来の枠組みを超越し、完全に独自のカテゴリーを作り上げています。 フェイズ回路にディレイを融合し、位相モジュレーションに影響するタイムストレッチを自在に制御。流体フェイザー、拡散するマルチタップディレイ、水彩画のように滲むリバーブ。そして全てを混合したような、中間のサウンド。空間のサイズや素材が常に変化するような、特殊な雰囲気を生みます。 BL-52の魔法は2つのコントロールから始まります。 CLOCKはペダル全体の処理速度を可変する不思議なパラメーター。シグナルの解像度を決定するサンプルレート、フェイズリピートのタイミング、そしてリピートの滲みや拡散へ影響するLFOスピードなど、複数の要素を同時に大きく変化させます。エフェクトの境界線を曖昧にすることで、まだ名前の無い、貴方の概念上でのみ広がるアトモスフィアが具現化されます。 FEEDBACKもキャラクターを大胆に反転させるパラメーター。その仕組には一般的なフィードバックと同様ですが、効能は今までのそれとは全く異なります。忠実かつクリーンなリピートから、次の瞬間には沈み込むようなマルチタップ、更には暗い下層でじっとりと蠢く奇怪なうねりへ到達するドラマチックな変化は、唯一無二です。 BL-52はシンプルなコントロールからは想像できないほど、多彩なサウンドを提供します。その全てが貴方の先入観へ疑問を投げかけるような、何者にも属さない孤高の世界観を持っています。 パラメーターの設定によっては、波のようにエフェクトが寄せては返します。それぞれのリピートの解像度、滲み、拡散が常に変化し続ける様子には、単なるエフェクトを超えた「意志」さえ感じられます。
◆ 特徴 ・ペダル全体のあらゆる要素を決定する、クロックコントロール。シグナルの解像度を左右するサンプルレート、フェイズリピートのタイミング、そしてリピートの滲みを形成するLFOの速度が多角的に変化。 ・ディケイやトレイルに影響するFeedbackコントロール。波のように寄せては返す不可思議な残響を形成。 ・ドライ/ウェットの比率を設定するMixコントロール。 ・全体の音量を設定、補正にも使えるVolumeコントロール。 ・ソフトタッチ/トゥルーバイパスフットスイッチ。 ・110mA、9VDCセンターマイナス。
◆ コントロール MIX:ドライ/ウェットのブレンド比を設定します。フルドライからフルウェットまで特定のエフェクト量へ設定可能です。 VOLUME:全体の音量を設定します。クロック設定によっては音量が下がって聴こえることがあるため、補正としても使用できます。 CLOCK:クロックスピードを設定します。右いっぱいで速いリピート、またLFOもはっきり出力されます。左に動かすごとにリピートはストレッチされ、各リピートが個別のキャラクターを持つようになります。左いっぱいでリピートまで非常に長い時間を掛かるようになり、またLFOはシャープなアタックと深い滲みをゆっくりと行き交うことで、貴方の予期しないサウンドを生み出します。 SPEED:フェイズリピーターの出力が入力へ再び戻されるフィードバック量を設定します。クロック設定に関わらず、トレイルを伸ばします。