1 1/2 アルトサックスリード 吹奏楽 入門 管楽器 楽器
マーカリードの良いところ 奏者の求める条件は千差万別で、またその善し悪しは奏者によって違います。 沢山のモデルが各メーカーから出ているのがその答えであり、それは使ってみて感じるしかありません。 先輩や知人のおすすめを使い続けている人が実は大半かも... 演奏や音色に疑問をもったとき、またちょっとマンネリしてきたとき、気分を変えたいとき、リード1枚を変えるだけで新しい道が開けるかもしれません。 リードの違い云々より、そもそも1箱に当たりのリードとハズレのリードがあるってきいたことありませんか? そもそもそれも個々の判断ではありますが、最初からちょっとギザギザしてたり、それはもう吹きやすさとかではなく論外ですよね。 ですが、残念ながらあるんですよ...。1枚ずつパッケージされているからといって完璧ではありません。 リードは自然のものでつくられた葦だからこそ、それはもう致し方ないことなのです。 ですが、、、 素材が上質だったらどうでしょうか。 より上質なケーンから作られたリードは品質も安定していると言えます。 同じカットの1箱5枚のリードの品質が5枚違っていたら、それはもうカットの意味すらありません。 ですが、5枚のうち3枚、さらに少なくて1枚、と安定した品質のケーンであれば、その可能性が上がるということになります。 某有名リードのケーン畑は同じ箇所にないとかいう噂もあります。つまり同じ条件で栽培されていなければ品質の安定は難しいということです。 マーカのリードはケーンの素材にこだわっています。 ケーン栽培に最も適した気候風土と言われている南フランス ヴァール地方でつくられています。 マーカ社はこの地で5世代に亘ってリード製作の知識、技術、情熱を継承し続け、現在に至るまで世界中のリード楽器奏者との対話を通じ、最高品質のリードを作り続けています。 広大な農地において100%自社栽培で生産される最高品質のケーンは、最良のリードを作るために必須の素材です。 良質なケーンを豊富に保有するマーカ社に、世界各地からの受託製造の依頼が殺到しているらしいです。それは品質の高さを証明していると言えるでしょう。 当然マーカだから絶対ではありませんし、マーカリードの様々な奏者に向けた各モデルが、必ずしもあなたの求める音を出せるかどうかは分かりません。 マーカの定番はスペリアルというシリーズで、例えばバンドーレンだったらトラディショナル、といったように各ブランドがいわゆる定番とするものを 吹奏楽、クラシックの方々の求めるカットとして存在し、各社が各社を意識して1つの定番をつくりあげています。 ただ、そのカットは全く同じではないです。 ですので、どんなにケーンの品質が安定してようが、1箱に全く同じものが入っていようが、 使った人が使いにくいと感じたんであれば、合わないリード。好みと違ったとしか言いようがありません。 ただ、使わずして判断するのはもったいないということです。 スタッフも中学のときにリード楽器をやっていましたが、3年間バンドーレンの3.5を使い続けていました。 おすすめされて、そこから変えるっていう概念がなかったんです。 大人になって、3.5を吹いたら、体力が落ちたのか吹けませんでした... 番号変えたらびっくりするくらい吹きやすくて、なぜに学生のときに誰もこれを教えてくれなかったのかと... 吹きやすいが良い音色かどうかは別ですが、知っているか知らないかでは大違いですね。 バンドーレン、ダダリオ、その次はマーカでしょうか。 マーカはまだまだ知名度が低いですが、是非つかってみて下さい。 ケーンの質について・プレミアム、エクセル...一番良いケーンを使用しています。 ・スペリアル、トラディション、プリモ、ジャズ、アメリカンヴィンテージ...これらは上記よりは下の品質になりますが、どれも同じ質のケーンを使用しています。 つまり、「エクセル」と「スペリアル」においてはカットの違いによる製法の違いでの価格差だけではないのです。同じ価格設定のものも一部ありますので、エクセルのカットが合えばこちらの方がおすすめかもしれません。 また、プリモが一番安いシリーズですが、ケーンの質が落ちると思いきや、実はそうではないのです。こちらもクラリネットの価格設定は非常に安くなっており、これはマーカ側が是非マーカを知らない方にもといった配慮で良質なリードを安価で提供しているようです。 とはいえ、葦からそんな異なる品質が生まれてくるわけではなく、いっても2〜4ほどのランクがあるほどだと思います。またマーカはより品質の安定を考えられているというところからもこの地で製造されるリードに質の悪いケーンが元々生まれにくいというところでもマーカ及び製造国でリードを選ぶということにも是非着目していただきたいです。 ちなみに、カットによる製法での価格差というものが全くないわけではありません。簡単なカット、手が込んだカットあるわけです。ただ、すべてが作業であるわけはなく、型を作ってしまえば、長い歴史の中で1つの型に対ししてかかった元値は取り戻すことができます。そうなればカットでの価格差というのはほぼ無くなってしまうというわけです。 マーカのリードの1箱の品質がなぜ安定しているかという理由には実はこんな噂もあります。リードメーカーの生産数と製造機械の比率。某有名ブランドは従業員が少ないのに製造されるリードは他ブランドの10倍ほどだとか。真実は分かりませんが、一部では機械の数だと言われたりもします。リードはとても繊細なものであり、製造する機械が1台であれば良いのですが、複数台ある場合、若干の違いがあるものが1つの箱に入れられてしまうということ。ケーンの質に配慮されているマーカではそういった部分でも1箱の安定性をみているとか。▼シリーズの違い
●PRIMO /プリモ 高い品質のケーン材を用いつつも、よりビギナーに向けたリードを、というユーザーからの声に応えて開発されたモデルです。コストパフォーマンスにも優れ、演奏技術が未熟な奏者でもコントロールしやすいようにデザインされています。一番安いシリーズで、ラインナップも少し少ないです。
●SUPERIEURE /スペリアル 強度の均一性と、高い水準の材質由来の耐久性、バランスのとれた音色、吹奏感から、長年に亘り世界中のユーザーに愛される、マーカ社のベストセラーモデルです。これがいわゆるスタンダード。種類も一番多いです。
●PREMIUM /プレミアム 最高品質を誇るマーカ社が保管するケーン材の中から選び抜かれた、希少な最上級素材を用いて製造されるモデルです。リードに求められる全ての要素において非常に高い水準を満たす、マーカ社の知識、技術、経験の結晶ともいえるリードです。その名の通り、上記スペリアルより良いやつです。
●EXCEL /エクセル 吹奏楽や、オーケストラでのアンサンブルに最も適した音色、発音を求めて開発されたモデルです。少し厚めにデザインされたカットが生み出す、重厚で豊かな響きが特徴です。
●TRADITION /トラディション マーカ社創業時から伝わる製法を用いて、一枚一枚丁寧に作り続けられているリードです。伝統的なフレンチサウンドの表現に特にマッチします。
●JAZZ /ジャズ ジャズミュージシャンが求める要素にフォーカスを当てて、デザインされたリードです。伝統的なファイルドカットを採用することで、ダークなサウンドからブライトなサウンドまで幅広い音色を表現でき、インプロヴィゼーションの際に湧き上がるインスピレーションに、即座に追従する柔軟性も併せ持っています。
●AMERICAN VINTAGE /アメリカン ヴィンテージ 厚めのヴァンプとアンファイルドカットを基本コンセプトとしてデザインされた、パワフルで骨太のサウンドが特徴のリードです。ジャズ華やかなりし頃の、古き良きアメリカンサウンドを現代に再現しました。
●Paolo De Gaspari /パオロ・デ・ガスパリ バスクラ用。ヨーロッパの著名バスクラリネット奏者、パオロ・デ・ガスパリ氏監修のシグネチャーモデルです。クラリネット演奏における、新しい音楽表現を常に求める氏によってデザインされた、バスクラリネットの表現領域を大きく拡大し得る、先進的なリードです。 ▼リード選びの基本 〜カットの違い〜
●ファイルドカット:レスポンスが容易になります。(特に低音域において)音の立ち上がりに優れ、ソフトなアタックを容易にします。音色が明るめになります。
●アンファイルドカット:リード全体の弾力が増し、ほど良い抵抗感が得られます。表皮を多く残している分、音にコシが出ます。ダークで、深みのある音になります。 MARCA alto saxophone REEDS JAZZ マーカ E♭ アルトサックス リード ジャズ
■JAZZ /ジャズ:ジャズミュージシャンが求める要素にフォーカスを当てて、デザインされたリードです。伝統的なファイルドカットを採用することで、ダークなサウンドからブライトなサウンドまで幅広い音色を表現でき、インプロヴィゼーションの際に湧き上がるインスピレーションに、即座に追従する柔軟性も併せ持っています。
■アンファイルドカット:リード全体の弾力が増し、ほど良い抵抗感が得られます。表皮を多く残している分、音にコシが出ます。ダークで、深みのある音になります。
■Eb アルトサックスリード 管楽器 木管楽器 楽器 アクセサリー
■10枚入り
■made in France
※細かい仕様が画像と異なる場合あり。