プラスチックトロンボーン ラージシャンク 樹脂製 TB14 スライド
プラスチック楽器は通常のブラスの楽器とは違い、各箇所の機能性は素材の違いより違いが出ますのでご理解のうえご購入下さい。 仕様が画像と異なる場合がございます。返品交換不可(直管部分のカラーが違う、マウスピースのカラーが違うなど。) 技術者調整につき出荷までお時間をいただく場合がございます。 北海道/沖縄/離島は送料実費請求となります。2023年5月、ZOトロンボーンに新色のピンクが加わりました。 ビビッドな感じではなく淡いピンクで可愛らしい色味かと思います。また他の色味はツヤがある仕上げに対して、マットな仕上げとなっています。 ZOに関わらずプラスチック製の管楽器は発売当初から比べると徐々に人気が出てきています。 それはラインナップやカラーが豊富になり、ZOもトロンボーン以外に様々なラインナップがあるからかと思います。 正直プラスチック楽器はどのブランドも耐久性はいまいちですがZOは楽器としてのクオリティはプラスチック楽器の中では比較的高い方です。 しかしクオリティが高いといっても プラスチック系の管楽器は素材や製造上、通常の金属製の管楽器に比較するとどうしてもスムーズな動きがしずらい箇所が出てきます。 また精度もそう高いものではないので、スライドの動きが滑らかでない、抜差管が固い、ロータリーキャップネジの嵌合が良くない等はございます。 クオリティや材質上致し方のないことなのですがこちらの製品においては弊社では調整をして出荷しております。 調整を行うことで精度が上がるというのではなく、その楽器がより良い状態で演奏できるように調整を行っています。 また、個体差によって細かい仕様の違いやつくりの粗い部分がありますので、他社では通常に販売しておりますが、弊社ではアウトレット表記とさせていただいております。 ケース内部剥がれ、外傷汚れ(糊、キズ他)などある場合がございます。 プラスチックであることから基本的に「保証」というものがない楽器類ですので、管楽器の一般的知識を身につけ正しい使用方法にて使用しましょう。 各ブランドで部分的に使用するパーツの素材に違いがあります。パーツの素材に違いがあれば通常使用できるお手入れ用品が使えないなども機種によってはあるかもしれません。 初心者でない場合には単純に価格だけではなく、そういった仕様の違いで選ぶのも良いです。 またプラスチック製の管楽器全般にですが「初心者が吹きやすい楽器」というわけではなく経験者は逆に音の立ち上がりが少し遅いとか音がスカスカすると感じられることもあるかもしれません。慣れが必要です。弊社作成のスライドポジション(運指表)メモ入り!(手作り)▼お手入れ方法 演奏終了後は通常の金属製トロンボーンと同じようにウォーターキイ、各抜差管から管体内の水分を出して下さい。 水分が管体内に長時間残ると、スライドや抜差管、ウォーターキイが動作不良を起こす可能性があります。 本体を水洗いする場合は35度未満の水で洗って下さい。また洗剤を使用する場合は、化学溶剤は使用せず、刺激の少ない研磨剤が入っていない中性洗剤を使用して下さい。ロータリーは絶対に分解しないでください。無理に分解すると破損します。 ZOトロンボーンのボディに使用されているプラスチックは薄いので取り扱いの際に無理な力を加えないようご注意ください。
■スライド< 演奏前にスライド内管、外管の汚れをガーゼ等でふきとり、スライド内管全体にウォータースプレーで水を十分に吹き付けます。 ファイバーグラスを傷めない、金属製のトロンボーンと同じスライドオイルを使用しても構いませんが演奏後にしっかりオイルを落としきれず、古いオイルが乾き蓄積していくと 動作不良の原因にもなり得ますので水のみ使用することをおすすめします。(トロンボーン吹きのスタッフの主観ですが水だけでも十分動きが出ます。) スライドにダメージを与える有機溶剤(ベンジン、シンナー等)は使用しないで下さい。 演奏後もスライド内管の外管の汚れ、また水分をガーゼ等でふきとってください。 スライド外管の汚れは別売のクリーニングロッド(お掃除棒 ヤマハ CRSLなど)にガーゼを巻いて掃除するとスライド先端部まできれいにすることができます。
■ロータリー 金属製トロンボーンに使用するロータリーオイル、ロータリースピンドルオイル、レバーオイルを使用して問題ありません。ロータリーは絶対に分解しないでください。無理に分解すると破損します。 1.ベルセクションのスライドレシーバー側からロータリーオイルを注油します。 2.ロータリーバルブキャップを外し、ロータリー中央と軸を支えている箇所にロータリースピンドルオイルを注油します。 3.ロータリーの回転軸とその軸受にもロータリースピンドルを注油します。 4.ロータリーバルブキャップを締め、レバーを2-3回動かし、オイルをなじませます。
※締める際は無理に締め切らないようにして下さい。破損するおそれがあります。 また、個体差でネジが途中で動かなくなり、最後まで締め切ることができないものもあります。そういったものは無理に締めずに自分の力で開け締めできるところまで締めるようにして下さい。 万が一締めすぎて動かなくなってしまった際はネジに振動を与えることで動かすことができますが割れてしまうこともあるので十分気をつけて行っていただくようお願いします。 5.レバー支持台の軸受部にレバーオイルを注油します。 6.オイルがロータリー可動部全体へ行き渡るように、レバーを作動させながら息を吹き込みます。
■抜差管 通常の金属製トランペットと同じスライドグリスを使用してください。 塗る前にはガーゼで古いグリスや汚れを拭き取って下さい。▼取り扱い時の注意 取り扱い説明書をよく読んで下さい。 ZOトロンボーンのボディに使用されているプラスチックは薄いので取り扱いの際に無理な力を加えないようご注意ください。 スライドが落下してしまい破損することを防ぐために演奏時以外は必ずスライドロックリングを締めスライドをロックしてください。 ベルとスライドのジョイント部にロック機能はないので組み立て後落下する危険性があります。ベルジョイントのみを持った状態で高い位置で持つなどはしないでください。▼トロンボーンの種類と操作性一般的なトロンボーンの運指は「ヘ音記号」で書かれていますので音楽理論や楽譜が読めない人がピアノで言う「ドレミファソラシド」の運指を確認することは少し難しいかもしれません。 こちらの商品はテナーバストロンボーンです。ZOには他にもテナートロンボーンがラインナップにあります。
テナートロンボーン
一番安いのがテナー。トロンボーンの基本形で、B♭管。多くが細管です。シンプルな構造で軽く扱いやすいです。ただ、遠くに腕をのばさなくてはいけない音階があり苦労される方もおられます。また一部低音を出すことができません。テナーバストロンボーン
上記テナートロンボーンに、主にF管を取り付けたもの。B♭管からレバーでF管に切り替えられます。これによって低音域が拡大し、出せる音が増えます。また6、7ポジションで出す音がF管を使用することで1番、2番ポジションで演奏することができます。操作性が向上しますので早いパッセージの曲を演奏する場合や体格、経験によってこちらを選ぶ場合があります。ただし、管が増えますので楽器が重くなります。バストロンボーン
B♭管のテナーバストロンボーンを更に太くし、ベルサイズも大きくした楽器。バストロンボーンにも2つの種類(シングルロータリーバストロンボーン、ダブルロータリーバストロンボーン )があります。テナーバストロンボーンに比べ管が太い分音色もより太く朗々としたものになります。大きい口径のマウスピースを使用することで、低い音がより出しやすくなります。 ZO TENOR BASS TROMBONE TB-14 Pink ゼットオー テナーバストロンボーン TB14 ピンク■金管楽器類 トロンボーン テナーバス
■調子:B♭/F
■ボア:13.9mm
■太管
■ベル:216mm
■本体重量:800g(マウスピースを除く)
※細かい仕様が異なる場合がございます。サイズ重さなど多少の誤差においては返品交換の対象にはなりません。 セット内容
■楽器 本体
■マウスピース 樹脂製
■ソフトケースもしくはセミハードケース
■取説
■手作りポジション表
■YAMAHA トロンボーン スタジオジブリ作品集 カラオケCD付き ピアノ伴奏譜付き 曲集 楽譜 Trombone Studio Ghibli ご使用のご注意と初期不良について 管楽器には演奏前、演奏後に一手間かかる楽器だと思って下さい。電子楽器であれば電源をオンにしたら演奏できるかもしれませんが、それ以外の楽器はそれなりに下準備が必要だと思いますし、演奏後何もしなければ壊れる率が高いと思います。また取り扱いを知らない場合、届いてすぐでも楽器を壊す可能性があります。それは管楽器は構造が複雑だからです。例えば、日常生活で使用する扉でも押すか引くか、スライドさせるか分からないときがありますよね。それと同じで知らないものを触るときには正しい動きを知る必要があります。また管楽器はホコリ1つでスムーズな動きを妨げる可能性があります。動きが悪いときは一度綺麗にお手入れをして、オイルやグリスをつけているのであればそれをよく拭き取り、新しいものを注油して下さい。違うものを混在させたり、必要以上に使用することで動きが鈍くなることがあります。楽器のせいにせず楽器をしっかり知り楽器と向き合いましょう。尚、管楽器の故障においては多くの場合奏者の扱いの部分が多く、楽器を拝見すればどういった使用が原因かどうかはある程度判断が可能です。初期不良期間内であってもすべての場合が初期不良であるとはなりませんのでご注意をお願いします。