澤田柳吉 日本初のショパン弾き(音楽書)


澤田柳吉 日本初のショパン弾き(音楽書)

楽譜ネッツ

4,950 円 (税抜き)

出版社:春秋社ジャンル:一般書籍(音楽史・伝記・評論・写真集他)サイズ:A5ページ数:416著者:多田純一初版日:2023年08月25日ISBNコード:9784393936085JANコード:9784393936085我が国においてピアニストという職業が徐々に確立されつつあった洋楽黎明期に、最初の日本人「ショパン弾き」としてさまざまな音楽活動を展開した澤田柳吉(1886-1936)。その波瀾万丈の足跡をたどりながら、彼の音楽活動について丹念に調査し、その生き様を描く。「ショパン弾き」として当時有名であり、日本人としてはじめてピアノ独奏会を行なっただけでなく、浅草オペラにかかわったり、邦楽を洋楽器で演奏する「調和楽」などの作曲活動にも携わったり、日本人としてはじめてベートーヴェンとショパンの作品をSPレコードに録音するなど、明治から大正、昭和の時代の移り変わりとともに、ピアニストという職業のパイオニア的存在として多彩な音楽活動を展開した。澤田の生涯を追うことで、洋楽黎明期の日本におけるピアニストという職業とその概念が浮かび上がる。収載内容:序 章 日本の洋楽受容と「ショパン弾き」第1章 東京音楽学校時代第2章 「ショパン弾き」としての演奏活動第3章 作曲と「調和楽」第4章 多彩な音楽活動第5章 SPレコードの録音第6章 関西における音楽活動第7章 大阪市立盲学校における音楽教師として終 章 明治、大正、昭和を生きたピアニストとして註あとがき表1 澤田柳吉の演奏記録表2 澤田柳吉の作品(調和、編曲を含む)出版楽譜表3 澤田柳吉が出版したピアノ・ロール表4 澤田柳吉に関連するレコード一覧表5 大阪市立盲学校の演奏会で上演されたピアノ演奏の記録(伴奏を含む)表6 澤田柳吉年譜引用・参考文献索引初出一覧

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