リコーダー
ジャンル:リコーダー出版社:リコーダーJP弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:1週間〜10日解説:
★解題
★ 17世紀終わりごろのリコーダーソナタ 25曲を中心とする、チャールズ・バベルの写本(ロチェスター大学シブレー図書館所蔵)で、第4番として収録されているソナタです。
★解説
★ 6つの楽章から成っています。全体に比較的短く、第4・第6楽章以外には繰り返しの指定もないので、小粒な取り組みやすいソナタだと言えますが、劇的な緊張感も持つ名品です。 第1楽章はモデラート(穏やかに)、4分の4拍子です。つぶやくような、印象的な短いモチーフで始めて、やがて少し訴えかけるような調子もまじえながら音楽を進め、コンパクトにまとめています。 第2楽章はアレグロ(快活に)、4分の3拍子。本作のなかでも最も豊かな内容を持つ楽章です。小気味よいアクセントを利かせながら快調・爽快に進む音楽で、途中、2度ほど短い間奏を挟んでいます。 第3楽章はラルゴ(広々と)、4分の3拍子の短い短い間奏曲です。いちおうイ短調の主和音で始まっていながら、すぐにふらふらといろいろな調へゆれ動き、やがてイ短調で終止します。最後に通奏低音だけの短い後奏があって半終止します。 第4楽章はレント(ゆっくりと)、2分の3拍子です。最初に示した物悲しく穏やかなテーマを丁寧に扱って、きれいに唱歌形式にまとめています。 第5楽章はアリアと題され、プレスト(速く)と指定されています。すばしこい感じで歌いだし、リズミカルに下ってくるテーマは、堂々たる風格を持っています。このテーマを丁寧に扱いながら語り進めます。 第6楽章は再びアレグロで、4分の6拍子です。小気味よいアクセントを利かせたリズミカルな音楽で、短いながらも、気宇の雄大な、すぐれた終曲になっています。収録曲:第1楽章/第2楽章/第3楽章/第4楽章/第5楽章/第6楽章...こちらの商品は他店舗同時販売しているため在庫数は変動する場合がございます。9,091円以上お買い上げで送料無料です。