子どもと創る「国語の授業」2021年 NO74(コドモトツクルコクゴノジュギョウニセンニジュウイチネンナンハ)

書籍


 子どもと創る「国語の授業」2021年 NO74(コドモトツクルコクゴノジュギョウニセンニジュウイチネンナンハ)

ロケットミュージック 楽譜EXPRESS

850 円 (税抜き)

ジャンル:書籍出版社:東洋館出版社弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:2週間以上解説:〈提起文より〉「思考」を深める板書 あなたは、国語科授業の板書と言えば、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。 例えば、「読むこと」の授業における典型的な板書を思い出してみよう。黒板の右端には、題名、作者名、学習課題が書かれる。その真ん中には、本文の叙述と子どもの考えがたくさん書かれる。そして左端には、本時のまとめが書かれる。たいてい、右から左に書かれている。挿絵やセンテンスカードが貼られていることもある。 また、「話すこと・聞くこと」「書くこと」の授業における板書は、どのように書かれているだろうか。多くは、活動の流れや表現のポイントが右から左に書かれるはずだ。「読むこと」の板書と比べて、そう大きく変わらない。 確かに、こうした典型的な板書も大切である。子どもには、授業の流れやまとめが明確に見える。「理解」の手助けになるにちがいない。 だが、いま、こうした従来型の板書スタイルを脱却する必要がある。現行の学習指導要領では、資質・能力の育成を目指している。コンピテンシー・ベースの国語科授業では、「何を学んだか?」よりも、「どのように学んだか?」「学んだことをどう使うか?」が重要になる。 すなわち、資質・能力を育成する国語科授業では、板書も、子どもの「思考」を深める有効な道具にすべきである。板書をきっかけにして、「どういうこと?」「えっ、違うの?」「あっ、わかった!」「だったら、こうしてみたら?」など、子どもの様々な声や動きが生まれてくる。板書によって、子どもの「思考」の活性化を図る。 本号の特集テーマは、「『思考』を深める板書」である。従来型の板書を脱却して、子どもの思考を深めるためには、どのような板書をしていけばいいのか。そもそも「思考」とは何を指すのか。それを「深める」とは、どのように板書をしていくことなのか。ただ単に、子どもの発言を羅列的に書いていくことではなさそうだ。 本号では、「『思考』を深める板書」について、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の授業に関する様々なバリエーションを提案していただいた。(桂 聖)こちらの商品は他店舗同時販売しているため在庫数は変動する場合がございます。9,091円以上お買い上げで送料無料です。

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