異議申し立てとしての宗教(イギモウシタテトシテノシュウキョウ)

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 異議申し立てとしての宗教(イギモウシタテトシテノシュウキョウ)

ロケットミュージック 楽譜EXPRESS

6,600 円 (税抜き)

ジャンル:書籍出版社:みすず書房弊社に在庫がない場合の取り寄せ発送目安:2週間以上解説:「〈宗教的なるもの〉とは、宗教とは異なる、世俗世界性のひとつの条件であって、宗教的というよりはむしろ世俗的な身振りである、というふうに定義しなおすことができるのではないでしょうか。〈宗教的なるもの〉が孕む多くの概念は、コミュニティ内における人間同士の関係性や、人間のみならず動物をも含んだ関係性を司るものであって、この世界における世俗的な生の様式にかかわるものなのです」。サイードの高弟であり、文化研究/ポストコロニアル批評の領域に宗教(とくに改宗)というモメントを導入した人文学者ヴィシュワナータンの、日本語版オリジナル編集による論文集である。ヴィシュワナータンはまず、「英文学はインドで誕生した」という新説でデビュー。そして、世俗社会による宗教の抑圧を批判的に検証し、宗教的異端がじつは世俗主義の生みの親であり、かつ批判の根拠にもなりうるというテーゼを、アンベードカル(インド独立の指導者)やラマーバーイー(フェミニズムの先駆者)による「改宗」という行為を通じて論証する。さらに、オカルティズムや神智学など、西洋キリスト教的世俗主義とは異なる、異他的でオルタナティヴな知の系譜のうちに、世俗社会へのラディカルな批評性を読み取る。懇切な解題とインタヴューをも収録し、ユニークなヴィシュワナータンの活動の歩みが一望できる画期的な論文集。こちらの商品は他店舗同時販売しているため在庫数は変動する場合がございます。9,091円以上お買い上げで送料無料です。

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