時代小説の戦後史柴田錬三郎から隆慶一郎まで

縄田一男/著新潮選書本詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認ください出版社名新潮社出版年月2021年12月サイズ251P 20cmISBNコード9784106038594新書・選書選書・双書新潮選書商品説明時代小説の戦後史柴田錬三郎から隆慶一郎までジダイシヨウセツノセンゴシシバタレンザブロウカラリユウケイイチロウマデシンチヨウセンシヨ過酷な生涯を、痛快な娯楽小説に昇華させた作家たち!『眼狂四郎』『柳生武芸帳』『魔界転生』『吉原御免状』…連載中から読者を虜にしたヒット作。しかし、著者たちの実像や、名作のヒーローがどのように生み出されたかは意外と知られていない。彼らはいずれも苛烈な戦争体験を有し、それがストーリーや人物造形に色濃く影を落としていたのだ。時代小説の読み方と作家像を一変させる最強の作家・文芸評論!第1章柴田錬三郎の偽悪（大衆作家、柴錬の誕生｜バシー海峡の漂流体験ほか）｜第2章五味康〓の懊悩（「おれはいちばん大事なものを売った」｜「新潮」編集長、斎藤十一との運命の出会いほか）｜第3章山田風太郎の憧憬（「私の人生は決して幸福ではなかった」｜“天下の奇書”風太郎忍法帖ほか）｜第4章隆慶一郎の超克（昭和という時代の終焉に｜『葉隠』は面白くてはいけないのか? ほか）
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