切り口・傷口の治りを早め、病原菌の侵入を防ぐ塗る殺菌剤。
有効成分;チオファネートメチル商品データ;農林水産省登録第13411号性状;橙黄色粘稠懸濁液剤型;ペースト剤使用方法;塗布適応作物・登録作物・適用病害虫名・使用時期・使用回数(使用回数は本剤及びそれぞれの有効成分を含む農薬の総使用回数の制限を示す。)果樹類とオリーブ(葉);切り口及び傷口のゆ合促進
※次に明記する植物を除く(小粒核果類、桃・もも、リンゴ・りんご、梨・なし、柿・かき、マルメロ、かりん、いちじく・イチジク、柑橘・かんきつ(みかん、レモン他)、サクランボ・おうとう、びわ、キウイフルーツ、ぶどう、栗・くり、オリーブの枝・幹)希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;3回以内オリーブ;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル5回以内(塗布は3回以内、散布は2回以内)小粒核果類;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチルすももは6回以内(塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は3回以内)、その他の小粒核果類は6回以内(塗布は3回以内、散布は3回以内)バラ、樹木類;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤5回以内、チオファネートメチル5回以内桃・もも・モモ;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル10回以内(塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内)りんご・リンゴ;切り口及び傷口のゆ合促進、腐らん病、輪紋病希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後、病患部削り取り直後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル10回以内(塗布は3回以内、灌注は1回以内、散布は6回以内)梨・なし・ナシ;切り口及び傷口のゆ合促進、胴枯病、輪紋病、黒斑病、紅粒がんしゅ病、腐らん病希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後、病患部削り取り直後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル11回以内(塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、灌注は1回以内、生育期の散布は6回以内)柿・かき・カキ;切り口及び傷口のゆ合促進、切り口の枯込防止希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル;10回以内(塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内)マルメロ、かりん;切り口及び傷口のゆ合促進 希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル;9回以内(塗布は3回以内、散布は6回以内)いちじく イチジク;切り口及び傷口のゆ合促進 希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル;14回以内(塗布は3回以内、灌注は6回以内、散布は5回以内)柑橘類(かんきつ・みかん・レモン他);切り口及び傷口のゆ合促進、幹腐病、切り口の枯込防止希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル8回以内(塗布は3回以内、散布、空中散布、無人航空機散布は合計5回以内)キウイフルーツ;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル8回以内(塗布は3回以内、散布は5回以内)サクランボ、さくらんぼ・おうとう;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル6回以内(塗布は3回以内、散布は3回以内)びわ・ビワ;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル;7回以内(塗布は3回以内、散布は3回以内、灌注は1回以内)ぶどう ブドウ;晩腐病、つる割病希釈倍数;3倍使用時期;休眠期(萌芽前)ぶどう ブドウ;切り口及び傷口のゆ合促進希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後 使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル5回以内(塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は1回以内) 栗・くり;切り口及び傷口のゆ合促進、胴枯病希釈倍数;原液使用時期;剪定整枝時、病患部削り取り直後、及び病枝切除後、病患部削り取り直後使用回数;本剤3回以内、チオファネートメチル7回以内(散布は4回以内、塗布は3回以内)桜 さくら サクラ;てんぐ巣病使用時期;病枝切除後桐 きり;腐らん病使用時期;剪定整枝時及び病患部削り取り直後希釈倍数;原液使用回数;5回以内ぶな(伐倒木);クワイカビ類による木材腐朽希釈倍数;原液使用時期;伐倒直後使用回数;本剤1回、チオファネートメチル5回以内木口に塗布きゅうり(キュウリ)、すいか(スイカ)、まくわうり、漬物用すいか;つる枯病使用時期;発病初期希釈倍数;原液使用回数;本剤5回以内、チオファネートメチル;6回以内(種子への処理は1回以内、は種後は5回以内)メロン;つる枯病希釈倍数;原液使用時期;発病初期(但し、収穫21日前まで)使用回数;本剤1回、チオファネートメチル;5回以内(種子への処理は1回以内、塗布は1回以内、散布は3回以内)効果・薬害等の注意1.ハケ等の適切な用具を用いて塗布してください。2.さくらのてんぐ巣病に使用する場合は病巣の発生している枝を健全部で切除し、その切り口に十分塗布してください。3.りんごの腐らん病、なしの胴枯病、紅粒がんしゅ病、輪紋病、きりの腐らん病の治療に使用する場合、病斑を見つけ次第、病患部を大きめに完全に削り取り、その傷あと及びその周辺に十分塗布してください。また、りんごの腐らん病については、剪定整枝時や、環状はく皮等による切り口に予防的に塗布してください。4.ぶどうの晩腐病に使用する場合は、結果母枝を主体に塗布してください。5.ぶどうに対し、萌芽後に使用すると生育遅延を生じるおそれがあるので、必ず萌芽前に使用してください。6.うり類に使用する場合は主茎の基部(地ぎわから10~20cm)や病患部に1週間間隔で2~3回塗布してください。この場合、病患部をあらかじめ削り取ってから塗布すると一層効果的です。7.ぶな丸太の防菌に使用する場合は、伐倒直後、直ちに(24時間以内)木口に十分塗布してください。なお、本剤による防菌効果は2ヵ月後までであり、それ以後の効果は期待できませんので留意してください。8.使用後のハケ等の用具はそのまま放置せず、水でよく洗ってください。9.適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所または販売店と相談することが望ましいです。安全使用上の注意1.本剤は眼に対して弱い刺激性がありますので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。2.使用の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。3.作業時に着用していた衣服等は他のものと分けて洗濯してください。4.かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。5.蚕に対して影響がありますので、周辺の桑葉にかからないようにしてください。6.街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。7.本剤が自動車、壁などの塗装面、大理石、御影石にかかると変色するおそれがありますので、かからないよう注意してください。8.必要量を購入し、できるだけ残すことなく使いきってください。9.本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所または販売店と相談することが望ましいです。使用に際しては必ず商品の説明をよく読んで、記載内容に従ってお使いください。切り口に塗る殺菌剤・農薬・薬剤トップジンMペースト 100g剪定時の切り口癒合促進に。殺菌剤。ペースト状の殺菌剤です。剪定・整枝時の切り口、胴枯病などの病患部を削り取った後の傷口に塗ることにより、病原菌の侵入を防ぎ、枯れ込みを防止し、切り口の回復を早めます。さくらのてんぐ巣病、りんごの腐らん病、きゅうりのつる枯病などに幅広く使用できます。チューブ容器入りですので、手を汚すことなく手軽に使用できます。