出荷目安の詳細はこちら商品説明今注目の現代作曲家、ティエリー・ペクー躍動感あふれるエキゾチックな作品集現代音楽と伝承音楽を融合した作風で世界的に高い注目を集めているフランスの現代作曲家、ティエリー・ペクーの作品集。本アルバムでは、とりわけアメリカ・ラテン音楽の要素を強く盛り込んだ作品を中心に収録。 多様な音楽が混ざりあうブラジルの謝肉祭にインスピレーションを受けて作曲された『畏怖』では、躍動感あふれるリズム感と、目まぐるしく入れ替わる多彩な曲調に引き込まれます。原曲は管弦楽編成ですが、今回はピアノ、フルート、サックス、チェロ、打楽器という小編成。今回のアルバムの収録のためにペクー自身が編曲した新版での演奏です。フルート独奏曲『ダンソン』は、様々な演奏法を駆使した多彩な音色が愉しい小品。『改革の散歩道』では、ラテン情緒あふれる旋律とリズミカルなアンサンブルに心踊ります。技巧的な作品から親しみやすい民俗音楽まで多彩な曲調を含む、まさに「グローバル」なペクーの魅力に迫る1枚です。 アンサンブル・ヴァリアンスはペクーが2009年に設立したアンサンブル団体。ペクーの作品に造詣深く、鍵盤打楽器アンサンブル団体、ペルキュシオン・クラヴィエ・ドゥ・リヨンとのセッションも見事。卓越したアンサンブルで、躍動感にはあふれつつも、安定したアンサンブルを聴かせてくれます。 「halmonia mundi」レーベルでの録音も着々と進み、ロト指揮による『ジャガー交響曲』(HMC905267)も好評のペクー。2012年4月にはレ・ヴァン・フランセの来日公演で六重奏曲が委嘱初演され、今後日本でもさらなる注目必至の作曲家といえましょう。(キングインターナショナル)