出荷目安の詳細はこちら内容詳細チェルノブイリ原発事故後、被災国では破局的な人口減少に直面している。高い死亡率と低い出生率、そして先天的奇形の増大は、ほんとうに経済的要因だけで説明できるのか。長期間の医学的、社会学的調査から、放射性セシウムが人びとの生殖系に与える影響を考察した必読書。目次 : 第1部 体内に取り込まれたセシウム137とヒトの生殖過程(チェルノブイリ原発事故以前と以降のベラルーシ共和国の放射能汚染と人口統計の状況/ 放射性セシウムが体内に取り込まれる条件での女性生殖器官の病態/ 放射性セシウムが体内に取り込まれた状況での男性生殖器官の変化/ 放射性セシウムがもたらす突然変異誘発作用/ 妊娠中および授乳期間中における放射性核種の体内取り込みの特徴/ 放射性セシウムの体内取り込みにともなう出生前と出生後の発育の病理/ 胎盤の放射性セシウムの取り込み/ 放射性セシウムを取り込んだ母—胎児系の内分泌の相互関係/ 胎児と新生児の放射能毒性症候群)/ 第2部 チェルノブイリ原発事故で被災したウクライナ住民の生殖に関する健康状態(放射能汚染郡の出生率の動向/ 人びとの生殖損失の特性評価と出生率の変遷への関与)/ 付録 CONSEQUENCE OF THE CHERNOBYL DISASTER:REPRODUCTION OF HUMAN BEING IN CONDITION OF RADIATION EXPOSURE