出荷目安の詳細はこちら内容詳細ローマ帝政期に成立したと見られる、ギリシア語で著わされたホメロス論3篇。古来プルタルコスの名の下に伝わり、詩人の伝記的記述を中心とする『ホメロスについて1』、彼の叙事詩の修辞的技法や教育的価値を説く『ホメロスについて2』に加え、ストア派流の寓意(アレゴリー)的解釈を駆使して詩人の擁護を図る、文法・修辞学者ヘラクレイトスの『ホメロスの寓意』を収録する。本邦初訳。目次 : プルタルコス ホメロスについて1/ プルタルコス ホメロスについて2(序部/ 多様な表現法/ 事物に関する広い知識/ 他のジャンルの詩や絵画への影響/ 結部)/ ヘラクレイトス ホメロスの寓意(序部/ 『イリアス』における寓意/ 『オデュッセイア』における寓意/ 結部)