出荷目安の詳細はこちら内容詳細古典とはなにか。どのようにして選ばれ、伝えられてきたのか。ルネサンス以降に盛んになる古代ギリシア・ローマの古典の再生と受容、旧約聖書と各国史を結びつけて天地創造から世界の終末まで描こうとする普遍史や年代学、真作と偽作の問題、聖書やホメロスの叙事詩─古典テクスト解釈の歴史をたどり、人文学の誕生と伝統を明らかにする。アンソニー・グラフトン(プリンストン大学教授)ヒロ・ヒライ ルネサンス思想史。Early Science amd Medicine 誌副編集長。1999年より学術ウェブ・サイト bibliotheca hermetica (略称BH)を主宰。同年にフランスのリール第三大学にて博士号(哲学・科学史)取得。その後、欧米各国の重要な研究機関における研究員を歴任。現在、オランダ・ナイメーヘン大学研究員。著作に Le concept de semence dans les th?ories de la mati?re ? la Renaissance : de Marsile Ficin ? Pierre Gassendi (Brepols,2005); Medical Humanism and Natural Philosophy: Renaissance Debates on Matter, Life and the Soul (Brill,2011)。編著に『ミクロコスモス:初期近代精神史研究』(月曜社、2010年)。ほかに英仏伊語による共著・論文多数。2012年に第九回日本学術振興会賞受賞。福西亮輔(成田国際高等学校教諭)