出荷目安の詳細はこちら商品説明ヤング・ヴィルトゥオーゾ!藤田真央、セカンド・アルバム2013年にリリースしたデビュー・アルバム(NYCC10001)では、ベートーヴェンのソナタ第6番、ラフマニノフの『楽興の時』、そして三善晃のピアノ・ソナタという意欲的なプログラムで、その溢れんばかりの才能を魅せてくれた藤田真央。当時は「紅顔の美少年」と言った風情だった彼も、すっかり大人になりました。 第2作のプログラムは、より技巧的でアグレッシヴな内容を持つものであり、今現在の彼の姿を余すことなく映し出すものです。叙情性と劇的さを併せ持つ『月光ソナタ』での雄弁な語り口はもちろんのこと、彼が最も得意とする『タンホイザー』序曲では、リストが要求する超絶技巧を心行くまで楽しむことができるでしょう。また彼の新境地ともいえるプロコフィエフのピアノ・ソナタ第6番では、嘲笑やアイロニーなどの大人の味わいをも醸しだしており、すでに大家の貫禄さえもが垣間見えるものです。 素晴らしい原石が磨き上げられ、独自の光を放っていく様子をぜひその目でご覧ください。(販売元情報)
収録情報
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』● ワーグナー/リスト編:『タンホイザー』序曲
● プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番イ長調 Op.82 藤田真央(ピアノ) 録音時期:2014年9月17-19日 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 解説:ヘルマン・ゴチェフスキ(東京大学大学院教授・音楽学者) 日本語・英語・ドイツ語