出荷目安の詳細はこちら内容詳細2015年8月、各マスコミがいっせいに報じた人気作家、まさかの「DV逮捕劇」。9日間にわたって渋谷警察署の留置場に閉じ込められたのち釈放、不起訴処分が下された。この体験を通じて、冲方氏が失望を禁じえなかったのが、世間の常識などいっさい通用しない警察、検察、裁判所の複雑怪奇な実態だ。誤認逮捕や冤罪を生み出しかねない「司法組織の悪しき体質」を変えるには?ベストセラー『天地明察』の作家が世に問う、日本の刑事司法の不条理な現実。目次 : 冲方丁逮捕!/ 留置場生活のはじまり/ ハズレの検事/ セルフ身代金/ 裁判官はハンコ屋/ 最悪の事態/ 悪魔の証明/ 2度目の検察庁/ 釈放決定/ 監禁から軟禁へ/ 不起訴処分/ 社会復帰/ この事件が意味するもの/ 周防正行×冲方丁—日本の刑事司法、諸悪の根源は?