Schumann シューマン / シューマン:オーボエ作品集、クララ・シューマン:3つのロマンス セリーヌ・モワネ、フローリアン・ウーリヒ、ノルベルト・アンガー


 Schumann シューマン / シューマン:オーボエ作品集、クララ・シューマン:3つのロマンス セリーヌ・モワネ、フローリアン・ウーリヒ、ノルベルト・アンガー

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2,834 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら商品説明セリーヌ・モワネ(シュターツカペレ・ドレスデン、ソロ・オーボエ奏者)シューマン:オーボエ曲集年間平均230回の現場感覚シュターツカペレ・ドレスデンのソロ・オーボエ奏者をすでに14年も務めているセリーヌ・モワネは、フランス北部リール生まれのフランス人。  年間平均230回という膨大な数のオペラやオーケストラ、ソロや室内楽での演奏が交錯する高密度な世界で、たとえばある日曜日の朝、ハーディングの指揮するマーラー第4番の演奏会を終えた後、夕方には、コルンゴルトの「死の都」のピットで演奏し、翌日には、ティーレマンの「リング」のリハーサルをおこなうという具合です。  そうした重責を担い、集中力と規律を維持しながら培ってきた彼女の現場感覚と高度な技術は、絶妙なイントネーションや音色に結びついていて見事というほかありません。 収録情報シューマン:
● 3つのロマンス Op.94
● 子供の情景 Op.15より『トロイメライ』『炉端で』
● 6つのカノン風小品 Op.56
● レーナウの6つの詩とレクィエム Op.90より『私のばら』
● ミンネの歌 Op.101より『私の美しい星』
● 小さな子供と大きな子供のための12の連弾曲集 Op.85より『夕べの歌』
● 民謡風の5つの小品 Op.102より『ゆっくりと』『速くなく、充分に音を出して』『急がずに』クララ・シューマン:
● オーボエとピアノのための3つのロマンス Op.22 セリーヌ・モワネ(オーボエ) フローリアン・ウーリヒ(ピアノ) ノルベルト・アンガー(チェロ) 録音時期:2017年 録音方式:ステレオ(デジタル) 各種リンク

セリーヌ・モワネ関連

●きっかけ
●修業時代
●演奏活動
●教育活動
●録音活動
●使用楽器

年表

1984・1985・1986・1987・1988・1989・1990・1991・1992・1993・1994・1995・1996・1997・1998・1999・2000・2001・2002・2003・2004・2005・2006・2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2021・2022

商品関連

●商品説明:年表シリーズ一覧 きっかけ最初リコーダーを吹いていたセリーヌ・モワネは、7歳のときにリール市立図書館(下の画像)からマルチェッロのオーボエ協奏曲のカセット・テープを借りて聴いて感激したことがきっかけで、オーボエへの関心を高めることになったそうです。  プロになってからはマルチェッロのオーボエ協奏曲を演奏する機会も増え、ドレスデンの聖母教会での演奏はテレビでも放送され、広く話題にもなっていました。  そうした大事な曲であるだけに、オーケストラと共演する最初のCD録音には、マルチェッロのオーボエ協奏曲をどうしても収録したかったということで、2019年発売のオーボエ協奏曲集のCDでは、バッハの作品に挟まれて、バッハが装飾したマルチェッロの美しい演奏を聴くことができます。 修業時代リール音楽院正確には「コンセルヴァトワール・ア・レヨンヌマン・レジョナル・ドゥ・リール」なので、「リール地域圏音楽院(リール地方音楽院)」となります。  子供向けの教育プログラムから高等音楽院の準備クラス、音楽家を養成するための専門課程までを備える学校で、モワネ家の5人の子供たちが通ったのもこのリール音楽院です。ちなみにセリーヌ・モワネの通っていた時代は、有名オルガニストのフィリップ・ルフェーブル

1949- 

が院長を務めていました(任期:1979-2003)。フランス国立管弦楽団のソロ・オーボエ奏者による個人レッスンセリーヌ・モワネは15歳の時にオーボエ奏者になることを決め、フランス国立管弦楽団のソロ・オーボエ奏者、パスカル・ソモンに個人レッスンを受けるために、約200km離れたパリまで定期的に通うようになります。財政的にも時間的にも大きな投資だったということですが、これが後の成功にも繋がることになります。  ソモンはパリ音楽院でピエール・ピエルロ(オーボエ)と、モーリス・ブールグ(室内楽)に師事し、1980年に両方のクラスで一等賞を獲得。1990年にフランス国立管弦楽団のソロ・オーボエ奏者になった人物。楽器はマリゴーのM2を使用。パリ音楽院正確には「コンセルヴァトワール・ナシオナル・シュペリユール・ドゥ・ミュジク・エ・ドゥ・ダンス・ドゥ・パリ」なので、「パリ国立高等音楽・舞踊学校」となりますが、長いので、「パリ音楽院」「パリ国立高等音楽院」などと略される場合が多いです。  セリーヌ・モワネは、ダヴィッド・ワルター(オーボエ)とモーリス・ブールグ(室内楽)に師事し、2006年に両方のクラスで一等賞を獲得しています。戻る 演奏活動シュターツカペレ・ドレスデンシュターツカペレ・ドレスデンは、ザクセン州立歌劇場でのオペラ(とバレエ)上演回数がコロナ前は年間250回前後、オーケストラ・コンサートが年間50回前後という膨大な数の公演をこなしており、そのため楽員数も150人規模と大きなものとなっています。  ドイツは劇場の数が多く、コロナ前は年間7千回近いオペラやバレエの公演がおこなわれていましたが、すべての劇場が連邦政府や州政府、自治体からのお金をメインに運営されていることから、経済が悪化すると社会的な緊縮要請圧力も大きくなる傾向があり、また運営陣には、自己収入比率を少しでも高めるような経営が求められてもいます。  そうした中で、総収入に対する自己収入比率が40%を超え、ドイツで最も優秀な歌劇場運営と評価されているのがザクセン州立歌劇場です。ちなみにバイエルンが約35%、ハンブルクが約27%、ベルリン・ドイツ・オペラが約25%、シュトゥットガルトが約24%、ベルリン州立歌劇場が約23%となっているので、ザクセンとバイエルンが他を引き離していることがわかります。  実際のチケット売上額では、1位がバイエルン、2位がザクセン、3位がシュトゥットガルト、4位がハンブルク、5位がベルリン、6位がベルリン・ドイツ・オペラとなっており、ザクセンの財政規律の優秀さがよくわかります。マンハイム国民劇場セリーヌ・モワネのプロとしての最初の職場となったのが、ドイツ南西部、人口約30万人のマンハイム市が1839年から運営するドイツ初の市立劇場でもある「マンハイム国民劇場」。現在の建物は1957年に完成したモダンなもので、大ホールが1200席、中ホールが800席という規模感です。  ワーグナー演奏の長い伝統を持つこの劇場に在籍した2006年から2008年の約2年間で、セリーヌ・モワネは多くのオペラを演奏し、ドイツ語を勉強して身につけてもいます。グスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラマンハイムの前、2004年から2005年にかけて、セリーヌ・モワネはグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラに在籍していました。1986年にクラウディオ・アバドが提唱してウィーンで創設されたこのオーケストラで、彼女は生涯忘れられない経験をしたといいます。彼女も出演している2004年のマーラーの交響曲第9番の映像作品を見ると、理想の実現に向けて燃えあがる若いオーケストラの演奏は驚くばかりで、アバドとしても生涯最高レベルの演奏が実現していたのではないかとさえ思える内容となっています。ソリスト室内楽公演を世界各地で数多くおこなっているほか、ウィーン・フィル、ロンドン響、新日本フィル、ライン・フィル、バーゼル室内管といったオーケストラのコンサートに協奏曲のソリストとして出演しています。戻る 録音活動ソロ・アルバム一見してわかるのはその多彩な演奏形態。無伴奏、ハープ伴奏、ピアノ伴奏、オーケストラ伴奏と、実にさまざまな編成で、多くの国やいろいろな時代の作曲家の作品を演奏しています。2022年:「ルミエール」(Berlin Classics)2019年:「バッハ、マルチェッロ:オーボエ協奏曲集」(Berlin Classics)2017年:「シューマン:オーボエ作品集」(Berlin Classics)2014年:「メディテーションズ」(harmonia mundi)2012年:「無伴奏オーボエ作品集」(harmonia mundi)参加アルバムコープランド作品集の中の10分ほどの曲「静かな都会」でイングリッシュホルンを吹いています。トランペットとの掛け合いも印象的な美しい作品です。2020年:「ファーザー・コープランド」(Berlin Classics)番外編セリーヌ・モワネが生涯忘れられない経験だと語るアバドとマーラー・ユーゲントオーケストラ時代の演奏から、マーラーの交響曲第9番の映像作品を見ることができます。二十歳になったばかりのセリーヌ・モワネが映っています。2004年ライヴ映像:マーラー:交響曲第9番(Euroarts)戻る 教育活動2013年からドレスデン音楽大学(カール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学)で教授を務めているほか、フランス、ドイツ、日本など世界各国でマスタークラスを開催しています。2020年に新設されたマドリード音楽芸術学校からは客員教授に任命。戻る 使用楽器オーボエとイングリッシュホルンは、共にパリのマリゴーの楽器を使用。オーボエは901。戻る 年表 1983年
◆フランス北部のリール市に世界初の無人自動地下鉄が開通。戻る 1984年(0歳)
●セリーヌ・モワネ、フランス北部のリール市に誕生。両親ともに音楽好きで、特に父親がオペラの熱心な愛好家だったことから、5人の子供たち全員をリール音楽院で学ばせていました(セリーヌは末っ子)。リールは世界初の無人自動地下鉄が開通する一方で、旧市街の美しさが素晴らしい歴史のある街。フランス大都市圏の「リール・メトロポール」では面積は東京23区と同じくらいで、人口は約120万人とゆったりした環境です。戻る 1985年(0〜1歳)戻る 1986年(1〜2歳)戻る 1987年(2〜3歳)戻る 1988年(3〜4歳)戻る…

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