出荷目安の詳細はこちら内容詳細近年、顧客による熱を帯びたブランド愛顧行動が話題を呼び、マーケティングの研究対象となってきた。好きな商品を大量に仕入れて仲間内で販売する、お気に入りブランドの広告を制作して動画サイトにアップする、商品の新用途を考えて逆提案する、先行き不明な新事業にクラウドファンディングで寄付する、経営危機の企業にボランティアで知恵を貸す、終売してしまった商品を復刻させる、などである。これらはまさに顧客が、プレイヤーとしてのブランド応援団の様相を示している事例であろう。もはや、商品・サービスを通じて便益を受ける立場に飽き足らず、「何かをしてあげたい対象」として企業やブランドを位置づけている。目次 : 第1章 なぜ今、「応援」を考えるのか(浸透する応援経済/ 応援経済が進む背景 ほか)/ 第2章 応援経済が進行している(応援の分類/ 消費者の応援行動が生み出す価値)/ 第3章 応援されるブランドの類型と特徴(崇拝型応援タイプ—時代の先鋒として道を切り開く存在/ 愛着型応援タイプ—手に届きそうな距離感を保つ ほか)/ 第4章 応援される会社「4つの必要条件」(社会課題ドメイン(領域)の定義/ 価値競争への転換/ 内部(インターナル)ブランディングの優先/ ブランドコミュニティとの共栄)/ 第5章 応援を味方につける方法