限界のタワーマンション 集英社新書 / 榊淳司


限界のタワーマンション 集英社新書 / 榊淳司

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880 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら内容詳細大規模修繕は? 災害リスクは? 子育て環境は? 健康影響は? 資産価値は?  ——あらゆる意味で、タワマンは限界にきている!
◆迷惑施設化するタワマン武蔵小杉や湾岸エリアのタワマンなど、地元の自治体や住民を取材。実際の暮らしぶりや、タワマン住民と非タワマン住民の間の溝、交通・保育園・学校の整備状況などを調査。果たして、タワマンは人間の住み家としてふさわしいのか?
◆「タワマンの子どもは成績が伸びない」!?教育熱心な住民が多いと言われるタワーマンション。しかしタワマンで子育てをすることに警鐘を鳴らす専門家もいる。その真意は——?
◆2037年、いくつかのタワマンが廃墟化する多額の費用と、合意形成の難しさで、大規模修繕は困難を極める。なぜ、2037年なのか? その理由は本書で!
◆タワマン居住で失うもの眺望の良さや豪華な共用施設に目を奪われるが、災害時のリスクや、子どもや健康への影響など、見落とされている点があまりにも多すぎる!

目次

(抜粋)序章 タワーマンションが大好きな日本人イギリス人はタワーマンションをどう考えるか/高層住宅は主に低所得者向けの住まい/成功してタワーマンションを買う人々/「タワマン購入者は見栄っ張り」第1章 迷惑施設化するタワーマンションタワマン銀座・武蔵小杉の悲惨な状況/「繰り返される”痛勤地獄”」/寒空や炎天下の中を歩かされる園児たち/なぜ番町にはタワマンがないのか?/「タワマン」に”NO”を突き付けた神戸市/住宅の業界人はタワーマンションに住んでいない第2章 タワーマンション大規模修繕時代2回目の大規模修繕はさらにハードルが上がる/スーパーゼネコン5社が見積もりを辞退/2037年、いくつかのタワーマンションが廃墟化する/タワマンだからこその問題点/投資目的で購入されたタワマンの末路第3章 災害に弱いタワーマンション長周期地震動という新たな脅威/長周期パルスでタワマンが倒壊する可能性も/電力供給が途絶えると、水も出ないのがタワマン/不動産価値も下落する/タワマン住民で避難所が溢れる第4章 タワーマンションで子育てをするリスクタワマンに住むと心身の健康に支障をきたす?/「25階以上で生存率ゼロ」/「タワマンの子どもは成績が伸びない」/子どもが高層居住によって失うもの/子どもの心を蝕む階層意識/タワマンは「人間の業」を象徴終章 それでもタワーマンションに住みますか?少なくとも、女性と子どもはタワーマンションを避けるべき/すでにタワーマンションは必要とされていない

著者プロフィール

榊 淳司(さかき あつし)住宅ジャーナリスト。1962年、京都府生まれ。1980年代後半から30年以上、マンションの広告・販売戦略に携わる。その経験を生かし、購入者側の視点に立ちながら、日々取材を重ねている。著書に、『マンション格差』(講談社現代新書)他多数。

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