Schubert シューベルト / 『冬の旅』バリトン・サクソフォーン版 栃尾克樹(バリトン・サクソフォーン)、高橋悠治(ピアノ)


Schubert シューベルト / 『冬の旅』バリトン・サクソフォーン版 栃尾克樹(バリトン・サクソフォーン)、高橋悠治(ピアノ)

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2,530 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら商品説明栃尾克樹と高橋悠治によるバリトン・サクソフォーンとピアノの『冬の旅』この演奏には歌詞はまったくなく、歌の旋律を栃尾克樹がバリトン・サックスで演奏しています。言葉がないから、言葉の制約もありません。そこからはお聴きになる方それぞれの『冬の旅』が浮かび上がって来ます。それを聴いていいただければ思っています。

このCDに添えられた演奏者の言葉

「バリトン・サックスとピアノの『冬の旅』ことばもなくこの冬は季節の冬ではない 冬は出口のない時代の冬 社会の冬旅は自由な空間へ出ていく 終わりのない旅夢に見る春を 花と緑と鳥をさがして さまよっていく」〜高橋悠治〜「『冬の旅』 この音楽に憧れレコードが擦り切れるまで聴いた二十代になったばかりのころ畏敬 いや畏怖 近づいてはならないような畏れが心にあふれた遠くから険しい山を眺めるような感覚あれから三十余年 シューベルトの没年齢をはるかに超えたいま彼の旅を少しは追体験できる心境に やっとなれたような気もするこの録音 この旅は 悠治さんのピアノ無しには考えられなかった」〜栃尾克樹〜(販売元情報)

収録情報

● シューベルト:『冬の旅』全曲(バリトン・サクソフォーン版) 栃尾克樹(バリトン・サクソフォーン) 高橋悠治(ピアノ) 録音時期:2018年10月15,16日 録音場所:神奈川県、横浜市戸塚区民センターさくらプラザ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

栃尾克樹(とちお・かつき)/バリトン・サクソフォーン

喜田 賦、阪口 新、冨岡和男の各氏にサクソフォーンを師事 1986年、東京藝術大学卒業。同年、民音コンクール「室内楽」一位。現在までに、高橋悠治との共演による「影の庭」「ワルツ形式によるカプリス」を含むソロアルバム5枚、アンソロジーアルバム「Voice of the baritone saxophone」 高橋悠治、波多野睦美とともにトリオ「風ぐるま」として活動。2018年4月、風ぐるま2枚目のアルバムをリリース。また「アルモ・サクソフォーン・クァルテット」として7枚、 ジャンルを越えたアンサンブル「カラーズ」で3枚、等のCDがある。東京佼成ウインドオーケストラ団員。武蔵野音楽大学及び同附属高校講師、聖徳大学非常勤講師(販売元情報)

高橋悠治(たかはし・ゆうじ)/作曲家・ピアニスト

柴田南雄、小倉 朗、ヤニス・クセナキスに作曲をまなぶ。1974〜76年音楽雑誌「トランソニック」編集。1976年から現在まで画家・富山妙子と映像と音楽による物語を製作。1978〜85年、水牛楽団を組織し市民集会でプロテスト・ソング演奏。月刊「水牛通信」発行。1991〜2006年、日本の伝統楽器と声のための作品、2012年、波多野睦美(声)、栃尾克樹(バリトン・サックス)と「風ぐるま」結成。バロックと新作の演奏。 著書:「音の静寂静寂の音」(平凡社)「きっかけの音楽」 「カフカ 夜の時間」「カフカノート」(みすず書房)(販売元情報)

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