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■ “フレンチ・アンニュイ”の元祖的存在として、囁きのような夢のような歌声で不変の人気を得ているフランソワーズ・アルディ。 1960年前半に、ミリオン・ヒットとなったデビュー・アルバム『TOUS LES GARSONS ET LES FILLES(男の子女の子)』で、たちまちスターダムへと駆け上った彼女は、トップ・アイドルとして、フランスだけでなく、イギリスやここ日本でも大きな人気を博した。1960年代に巻き起こったイエイエ・ムーヴメントでは、シーンを代表するファッション・アイコンとして、多くの女性アーティストに影響を与えた。
■ シンガー/ソングライターだけでなく、女優としても活躍している彼女は、「Comment te dire adieu (さよならを教えて)」(ちなみにフランス語詞をセルジュ・ゲンズブールが付けている)や「Ma jeunesse fout l'camp (もう森なんかいかない)」などのヒット曲を生み出し、またレナード・コーエンやセルジュ・ゲンズブール、ミッシェル・ベルジェ、パトリックモンディーノとも仕事をした。同年代に活躍したジェーン・バーキンとの交流や、ボブ・ディランが詩を捧げたとか、ミック・ジャガーが「理想の女性」と語ったとの逸話も知られている。
■ 今も尚、フランスを代表する女性シンガー、そしてファッション・アイコンとして人々を魅了し続けているフランソワーズ・アルディだが、この春、約6年振りとなる新作スタジオ・アルバムをリリースすることが発表された。通算24作目(!)となるアルバムのタイトルは『PERSONNE D'AUTRE(NOBODY ELSE)』。アルディ曰く、彼女は当初、アルバムをリリースする気はなかったらしい。「さまざまな、もっともな理由によって、アルバムを新たに作ろうとは考えていなかった。状況が決めたという感じね、ほんの偶然で耳にした曲、フィンランドのバンドポエッツ・オブ・ザ・フォールの「Sleep」に恋したことが切っ掛けになった。エリック・ペンジーに聴かせたら彼は気に入ってくれて、そして、驚いたことに彼は、自分自身の楽曲をいくつか送ってきて、その美しいメロディーにインスパイアされて歌詞を書き始めたの。私がソングライティングを再び始めたことを知っていたラ・グランド・ソフィーは、突然「Le Large (Sail Away)」という素敵な曲をメールで送ってきてくれた。そしてパスカル・ダニエルは、忘れられないようなメロディーを提供してくれて、ヤエル・ナイムの英語曲には泣くほど感動した・・・この作品は、エリック・ベンジーの才能と優しいリーダーシップのおかげで、おのずと出来上がったアルバムといえるわ。彼がいなかったら、実現することはなかった」本作について、アルディはこう語っている。
■ 彼女が語るように、本作に収録されている12曲には、ヤエル・ナイムによる英語曲「You're MyHome」やフィンランドのポエッツ・オブ・ザ・フォールの「Sleep」のカヴァーとなる「Dors Mon Ange」、さらにミッシェル・ベルシェの「Sera-Tu La」のカヴァーなどが収録されている。アルバムからの1stシングルとなるのは、ラ・グランド・ソフィーによる美しいメロディーとアルディのウィスパリング・ヴォイスが印象的な「Le Large (Sail Away)」。
■ 今も変わらず、シックでアンニュイな佇まいを漂わせている永遠の”フレンチ・ポップ・アイコン”、フランソワーズ・アルディ。彼女が、誰でもない、あなたに聴かせたいと、夢のようなウィスパリング・ヴォイスで囁きかける魅惑のアルバム、それが本作『PERSONNE D' AUTRE』だ。(メーカー・インフォメーションより)曲目リストDisc11.A cache-cache/2.Dors mon ange/3.Personne d'autre/4.Un seul geste/5.You're My Home/6.Seras-tu la/7.Quel dommage/8.Train special/9.Brumes/10.Trois petits tours/11.Le large/12.Un mal qui fait du bien