インド文化入門 ちくま学芸文庫 / 辛島昇


インド文化入門 ちくま学芸文庫 / 辛島昇

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1,320 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら内容詳細遠くインダス文明にまでさかのぼり、異文化が交錯する要衝の地として繁栄してきたインド。そのため現在も多様な民族、言語、宗教が混在する。また古来よりカースト制が敷かれてきたことから、社会階層も多様に存在している。しかし、どの地方、どの民族のカレーを食べてもカレーとしてのカテゴリーに収まっているように、インド文化圏は多様な中にも統一性が保たれている。それはいったいなぜなのだろうか?映画、新聞広告、絵画、物語、遺跡、陶磁器、食べものといった身近なテーマを切り口に、インドの文化と歴史を丸ごと理解する、世界的権威によるまたとない入門書。目次 : 「ラーマーヤナ」をめぐって—多様な物語の発展と歴史的意味/ 言語・民族問題—ドラヴィダ運動を中心に/ カーストとは何か—その発生と行方/ 新聞の求婚広告—バラモン社会の変動/ インダス文字の謎—コンピューターによる解読/ 石造ヒンドゥー寺院壁の刻文—王朝史・社会史を解く/ 菩提樹の陰にて—インドとスリランカの仏教/ デリー・スルタン朝の遺跡—ムスリム政権とインド社会/ 海のシルクロードとインド—胡椒・陶磁器・馬/ カレー文化論—南アジアの統一性/ ベンガル派の絵画と日本—タゴール・岡倉天心の交わり/ 映画に見るインド社会—映画と政治の関わり/ ティプ・スルタンの理想—イギリスとの闘い/ インドのフェミニズム—ヒンドゥー教における女性蔑視と女神崇拝/ マハトマ・ガンディーの試み—糸車をまわす

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