出荷目安の詳細はこちら内容詳細「ケア」とは、脆弱と依存にある他者に配慮することである。人間は傷つきやすく、ひとりでは生きていくことができないため、人との関係、他人への依存を必要とする。現代の競争社会において、ケアの行動は大切なものであり、その配慮をめぐって社会的な絆の問題を提起する。目次 : 第1章 「ケア」の主題/女性たちの声(他者への関心:もう一つの道徳心理学/ 「ケア」は母性ではない/ 女性たちの不明確な声 ほか)/ 第2章 配慮すること/リベラルな個人への対抗(人間は基本的に脆弱である、しかし…/ リベラルな人間に対する批判/ 十八世紀における実践哲学の転換 ほか)/ 第3章 感受性の民主主義(「配慮する」ことのネオリベラルな用法/ 「ケア」への家族のアプローチ/ 配慮の実践 ほか)