出荷目安の詳細はこちら商品説明レーベルを超えた企画、シューベルト後期弦楽四重奏曲集 第2弾50年余の歴史を誇るフィッツウィリアム弦楽四重奏団によるシューベルトの後期弦楽四重奏曲集。2020年に「Divine Art」レーベルから発売された第13番、第14番に続く第2弾(後期としては完結)が「Linn」より登場。 今回はシューベルト晩年の研ぎ澄まされた弦楽四重奏曲群の最初となるものの、途中で作曲を放棄されてしまった第12番と、最後の弦楽四重奏曲となる第15番を収録。40小節余りのスケッチのみが残っている第12番第2楽章は、シューベルト研究家で多くの補筆完成を行っているブライアン・ニューボールドによる版を収録しています。これらの作品のロマン的性格をよく捉えた、切れ味の鋭さと豊かな歌謡性を備えた演奏で、第12番冒頭の湧き上がるような曲想から目を覚まさせられるようです。ガット弦の音が重なる独特の響きも美しく、彼らならではのシューベルト像を描きあげています。(輸入元情報)
収録情報
シューベルト:● 弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703『四重奏断章』(ニューボールド補筆完成版、1994/2012)
● 弦楽四重奏曲第15番ト長調 D.887 フィッツウィリアム弦楽四重奏団 ルーシー・ラッセル(ヴァイオリン/Ferdinando Gagliano, 1789, Naples) マーカス・バーチャム・スティーヴンス(ヴァイオリン/Luigi Piattellini, 1774, Florence) アラン・ジョージ(ヴィオラ/attrib. Guarneri workshop, 1740/41, Cremona) サリー・ペンドルバリー(チェロ/Giovanni Rogeri, c.1700, Brescia) 録音時期:2020年1月5-7日 録音場所:ニューバリーヒル、イースト・ウッドヘイ、セント・マーチン教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)