出荷目安の詳細はこちら内容詳細近年、金融業界で注目を集めるフィデューシャリー・デューティー(受託者責任)。この概念の意味するところは何か。金融機関がこの責任を負うのはいかなる場合か。フィデューシャリー・デューティーの観点から米国金融界の歴史を概観し、日々拡大・深化を続ける同国の法制度・判例の進展を分析。日本の利益相反管理法制と比較しながら、いかなる示唆が得られるかを究明する。目次 : 1 総論(フィデューシャリー・デューティーから見る米国金融機関の歴史/ フィデューシャリー・デューティー、利益相反に係る米国金融機関を取り巻く環境)/ 2 各論(米国金融機関に対する司法判断の状況/ 信託兼営銀行の利益相反管理の考え方/ 法人における事実認識の有無に関する法的判断の構造/ 米国における投資商品の販売とフィデューシャリー・デューティー/ 資産運用業者のフィデューシャリー・デューティーとスチュワードシップ責任)