出荷目安の詳細はこちら商品説明柴田俊幸とアンソニー・ロマニウク、2つの才能の出会いが生んだ現代のバッハ像ベルギーを拠点に活動しながら「たかまつ国際古楽祭」の芸術監督を務めるほか、ソロ活動やアンサンブルなど国際的に活躍する柴田俊幸と、チェンバロからフェンダー・ローズといった様々な鍵盤楽器を用いてバロックからジャズまでを弾いたソロ・デビュー盤『鐘』が大きな話題となったアンソニー・ロマニウク。現代と古楽を楽器でも演奏ジャンルでも飛び越えていく2人が出会い、バッハのフルートと鍵盤楽器のための作品を録音しました。彼ららしい即興や創作を交えた、たいへん興味深い内容となっています。「バッハが21世紀にタイムスリップし、ポップス,ジャズ、ロック ・ミュージシャン達と交流があったならば、どのような演奏をしたのだろうか?」2年前、アンソニー・ロマニウクは私にこう語りました。 あれから2年を経て完成したアルバムは、全くアカデミックな響きがしないにも関わらず、バッハの頃の演奏法と芸術の非再現性を忠実に守ったものになりました。18世紀の「言語」を使いこなす我々2人の音楽家が、現代のジャズ、ロック、ポップスの歌心を練り込んだ新しいバッハ像を構築しようとしたと言い換えることもできるでしょう。 単なる古楽のCDではなく、音楽を愛するすべての人に向けたバッハのCD、多くの人に聴いて頂きたいです。」〜柴田俊幸〜国内仕様盤解説より抜粋(輸入元情報)
収録情報
● J.S.バッハ - ロマニウク - 柴田:サラバンドによるファンタジア(無伴奏フルートのためのパルティータ BWV.1013による)● J.S.バッハ:フルート・ソナタ ホ長調 BWV.1035
● J.S.バッハ:フルート・ソナタ ホ短調 BWV.1034
● ロマニウク:インプロヴィゼーション
● J.S.バッハ:フルート・ソナタ ロ短調 BWV.1030
● J.S.バッハ - ロマニウク - 柴田:アンダンテによるファンタジア(トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528による) 柴田俊幸(フラウト・トラヴェルソ) 使用楽器:1720年頃アイヒェントプフ製に基づく2020年製作/1745年クヴァンツ製に基づく2021年製作 アンソニー・ロマニウク(チェンバロ、フォルテピアノ) 使用楽器: チェンバロ/1711年ドンゼラーグ製に基づく1996年製作 フォルテピアノ/1749年ジルバーマン製に基づく2013年製作 a'=402Hz 録音時期:2021年5月25-27日 録音場所:ブリュッヘ・コンセルトヘボウ大ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)