Braunfels バルターブラウンフェルス / Organ Concerto, Etc: Apkalna(Org) H.albrecht / Munich So Tolzer Knabenchor +solo Works


 Braunfels バルターブラウンフェルス / Organ Concerto, Etc: Apkalna(Org) H.albrecht / Munich So Tolzer Knabenchor +solo Works

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1882-1954

は、第一次世界大戦で味わった恐怖体験と、自身のカトリックへの改宗などによって独創性を開花、1920年代から30年代にかけて、R.シュトラウスやシュレーカーに続く作曲家として注目されましたが、ユダヤ系だったためにナチによって「頽廃音楽」の烙印を押され、公職からも追われてしまいます。しかし戦後は公職にも戻り、ヴァントらが作品を取り上げるなどして復権を果たしており、第二次世界大戦前の人気オペラであった『鳥たち』が繰返し上演されるなどして注目も集めました。 ブラウンフェルスの作風は後期ロマン派風なもので、R.シュトラウスやブルックナーの影響も感じさせる親しみやすいもの。このアルバムには、第二次世界大戦前に書かれた3つの作品を収録しています。 1曲目は、「オルガンと少年合唱と管弦楽のための協奏曲」というユニークな編成の為に書かれた作品。演奏時間36分という規模の大きな協奏曲で、1927年に書かれています。最後、クライマックスで少年合唱とオルガン、オーケストラによって、バッハのカンタータ第140番のコラールが鳴り響くところには驚かされます。 2曲目は、オルガン独奏曲「トッカータ、アダージョとフーガ」。ナチの政権獲得により公職を追放された年に書き始められたものの完成を見たのは戦時中の1942年という三部から成る20分の作品。 3曲目は、オーケストラのための「古いフランス童謡による交響的変奏曲」で、第一次世界大戦前の1907年に書かれています。平明な旋律を変奏する親しみやすい作品で、R.シュトラウスの影響やブルックナーの『テ・デウム』の引用などもあり楽しめます。 指揮はオルガニストとしても有名なドイツのハンスイェルク・アルブレヒト、オルガンはラトヴィアのイヴェタ・アプカルナ、少年合唱はテルツ少年合唱団、オーケストラはミュンヘン交響楽団という布陣による演奏です。(HMV)

収録情報

ブラウンフェルス:・オルガンと少年合唱と管弦楽のための協奏曲 Op.38

36:19

・オルガンのための「トッカータ、アダージョとフーガ」ヘ短調 Op.43

20:20

・古いフランス童謡による交響的変奏曲 Op.15

16:18

 イヴェタ・アプカルナ(オルガン:協奏曲) テルツ少年合唱団(協奏曲) ミュンヘン交響楽団(協奏曲・変奏曲) ハンスイェルク・アルブレヒト(指揮:協奏曲・変奏曲、オルガン:トッカータ) 録音時期:2012年1月18-20日 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール キール、聖ニコライ教会 録音方式:ステレオ(デジタル)曲目リストDisc11.Fantasie/2.Choral ('Sei Gegret, Jungfraue, Wohnung Gottes, Reinstes Licht') - Interludium/3.Fuge (Mit Choral 'Zion HRT Die Wchter Singen')/4.Toccata/5.Adagio/6.Fuge/7.Variationen - Mnchner Symphoniker

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