1,822 円 （税抜き）
ドイツ・グラモフォン創立125周年
初回限定盤
いまなお高い人気を誇る巨匠ピアニスト、ルービンシュタイン1887-1982
晩年のコンサートを収録したユニテル制作になる映像作品。 ルービンシュタインは早くから神童として知られ、サン＝サーンスから「私の知っている最も偉大な演奏家」と賛辞を贈られたほどの逸材でしたが、若い頃は派手な演出をしたパフォーマンスにはしりがちで、1932年に指揮者エミル・ムリナルスキの娘と結婚してからは、演奏技術の研鑽やレパートリーの勉強などに勤しむようになり、以後、大家への道を歩むこととなります。 当DVDに収録されているのは1975年にロンドンでおこなわれたコンサートの演奏で、ルービンシュタインはすでに88歳。翌年には目の疾患のために引退することとなりますが、ここでの演奏は、些細なミスこそ見受けられるものの、その雑念の無い透明な美しさにはなにか隔絶したものがあり、大芸術家が清濁併せ呑んだ果てに辿りついた透明な境地のようなものを感じさせてくれます。 自身、優れたピアニストでもあったアンドレ・プレヴィン指揮するロンドン交響楽団によるオーケストラ演奏も、単なるサポートの域を超え、深い共感を示す見事なものです。（HMV）収録情報
1. グリーグ：ピアノ協奏曲イ短調 Op.162. ショパン：ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.213. サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22 アルトゥール・ルービンシュタイン（ピアノ） ロンドン交響楽団 アンドレ・プレヴィン（指揮） 映像監督：フーゴー・ケッヒ 収録時期：1975年4月 収録場所：ロンドン、クロイドン、フェアフィールド・ホール（ライヴ）● 特典映像：ルービンシュタインへのインタビュー「90歳のルービンシュタイン」 収録時間：本編93分、特典28分 画面：カラー、4:3 音声：リニアPCMステレオ、DTS 5.1chサラウンド 字幕：日本語（特典映像） NTSC Region All内容詳細ルービンシュタイン88歳の頃のコンサートの模様を収録。晩年といえども矍鑠（かくしゃく）とした、19世紀の香り漂う演奏を披露している。パリの自宅で撮影されたインタビューも見ごたえあり。(CDジャーナル データベースより)曲目リストDisc11.オープニング・クレジット/2.ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第1楽章: Allegro molto moderato/3.ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第2楽章: Adagio/4.ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 第3楽章: Allegro moderato molto e marcato/5.ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 第1楽章: Maestoso/6.ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 第2楽章: Larghetto/7.ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21 第3楽章: Allegro vivace/8.ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22 第1楽章: Andante sostenuto/9.ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22 第2楽章: Allegro scherzando/10.ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22 第3楽章: Presto/11.90歳のルービンシュタイン (ボーナス)