出荷目安の詳細はこちら商品説明イダ・ヘンデルは、1949年にヘルシンキ放送でシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏した後、作曲家シベリウス本人より「あなたはあらゆる点で見事にそれを演奏しました。大成功をおめでとうございます。しかし何よりも、私の協奏曲の素晴しい解釈者を見つけたことを祝福します」と、手紙を受け取りました。1975年録音時イダ・ヘンデルが47歳であったこの旧EMI盤は、心身共に充実していた正に最盛期の演奏と言えるでしょう。ソリストのみならず指揮者も一体となって、この曲の真価を世に伝える意気込みが感じられるばかりでなく、彼女の卓越したヴィルティオーゾ的感性が随所に発揮された第1楽章、シベリウス音楽の中でも随一を争う美しいメロディに溢れた第2楽章のフレージング、そして絶妙なテンポ感の中に進む指揮者との駆け引きが見事な第3楽章など、これぞ未来に渡って聴き継がれていく名盤です。この曲のステレオ録音の中でも素晴らしく、旧EMIのアナログ録音の後期完成型の充実した音質です。このアナログLP盤での復刻のために、新たなる新リマスターなどもテスト的に行われ、どの音源が最良の音質が再現されるか試され、2002年にCD化した時の音源が、ぬくもり感、輝かしさがアナログ盤にしたときに保たれるため、その音源が選択され復刻の運びとなっております。シベリウスが好んだヴァイオリン作品3曲も収録。