出荷目安の詳細はこちら商品説明『マタイ』でアカデミー賞大賞受賞のピション&ピグマリオンによる極上のやわらかな響きで聴くモンテヴェルディピション&ピグマリオンの、モンテヴェルディの『聖母マリアの夕べの祈り』。驚異的なまでにやわらかな響きの『マタイ受難曲』で2022年度レコード・アカデミー賞で大賞を受賞した彼らによる、こちらもまたかつてない極上の響きのモンテヴェルディ。冒頭のファンファーレから、作品の既成概念を覆すようなやわらかな響きに驚かされます。 モンテヴェルディの『聖母マリアの夕べの祈り』は、「教会と王侯両家の」礼拝堂の音楽家が利用できるように、さまざまな機会のために独自に作曲された晩課の楽曲を集めたアンソロジーであると位置づけられていますが、ピションは「グローリア」の楽曲が全体を締めくくるのにふさわしい楽曲と考えられることから、これは全体としてひとつの作品であると考えています。そして、作品のテキストを全体でひとつの作品という観点から再度読み解きなおし、言葉や場面にふさわしいハーモニーや表現を追求。モンテヴェルディが構想した作品の真の姿をつまびらかにすると同時に、作品固有の劇場感覚までをも存分に引き出しています。圧倒的な体験です。 ピションは2023年ザルツブルク音楽祭で『フィガロの結婚』を指揮、「ラファエル・ピションは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を、そのクッションの効いたシロップのような心地よいサウンドからほど遠いところにある、歯切れのよい、硬派な古典主義の世界へと駆り立てた。クシェイの演出は音楽的であり、ピションの指揮は演劇的である。両者の協働は通常では考えられない高いレベルで最大の効果を発揮している。細部に至るまで入念に考え抜かれ、その相乗効果には息をのむ。」(フィナンシャル・タイムズ)と絶賛されています。 HMM902710(2023年10月発売)の再発売盤です。HMM902710は廃盤となります。(輸入元情報)