サリエリ、アントニオ(1750-1825) / Tarare: Rousset / Les Talens Lyriques Dubois J-s.bou Deshayes


 サリエリ、アントニオ(1750-1825) / Tarare: Rousset / Les Talens Lyriques Dubois J-s.bou Deshayes

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1732-1799

がリブレット(台本)を手がけた唯一のオペラを、鬼才ルセ&レ・タラン・リリクと豪華歌唱陣による演奏で。この録音に先駆け、ルセはヴェルサイユ宮殿内王立歌劇場で2018年11月22日に演奏会形式でこの作品を演奏、大きな話題となりました。とにかく素晴らしい音楽が怒涛のように押し寄せる2時間45分の大作。何をとっても話題必至の録音です! サリエリといえば、映画『アマデウス』により「モーツァルトの同時代の人」というイメージしかないといっても過言ではありませんが、彼が生きていた当時サリエリは、ヨーロッパ楽壇の頂点に立つ人物でした。オペラを43曲のこしており、この『タラール』は中で最も成功した作品のひとつです。 初演は1787年。パリの王立音楽アカデミーで初演されました。サリエリが最初にパリで受け入れられたのは1784年、『ダナオスの娘たち』の成功によりました。その後、パリは『オラース兄弟』そしてこの『タラール』をサリエリに委嘱。『タラール』の台本を手がけたのはボーマルシェ。ボーマルシェは「セビリアの理髪師」や「フィガロの結婚」等オペラの原作となった戯曲を書いていますが、ボーマルシェが直接台本まで手がけたオペラはこの『タラール』のみ。彼は大変すぐれたセルフ・プロモーターでもあったため、このオペラが発表される前から巧みに話題作りをし、初演の前から人々は『タラール』をしばしば話題にしていました。上演は大成功をおさめ、1826年までの間に131回も上演されています。 『タラール』の舞台はペルシャ湾の王国オルムス。独裁的な王アタールと兵士タラール、そしてその妻アスタジの物語。妻アスタジは王アタールのハーレムにとらえられるも、最終的には助けられ、独裁的な王アタールは世を去り、新しく王となるタラールと幸せに暮らすという物語。ハーレムや独裁的な王が登場するという点でモーツァルトの『後宮からの誘拐』(1782)とも共通点が見られます。 音楽は、冒頭のプロローグの嵐の烈しい描写から「Nature(自然)」が登場するくだりまで迫力満点で一気に引き込まれます。本編の序曲はシンバルもかき鳴らされるなどオリエント趣味も含みつつ、急速なパッセージの連続で大変華やか。レチタティーヴォは「レチタティーヴォ・アッコンパニャート(オーケストラ伴奏つきのレチタティーヴォ)」で、時にアリア風なパッセージも含むものとなっています。アリアもどれも非常に表情豊か、そして随所に歌手の腕の見せどころも盛り込まれた充実曲ばかり。プロローグから本編5幕まで、聴きどころ満載の傑作です。ルセの指揮も大変見事。サリエリとボーマルシェが織りなすドラマを、名手ぞろいのレ・タラン・リリクを率いて息つく間もなくたたみかけるように響かせます。世界でひっぱりだこのシリル・デュボワやカリーヌ・デエらをはじめ豪華歌唱陣も万全の歌を披露しています。 サリエリの真価を世界中に問う、名作の名演の登場です!(輸入元情報)(写真 輸入元提供)

収録情報

● サリエリ:歌劇『タラール』全曲 タラール(およびその影)/シリル・デュボワ(テノール) アスタジ(およびその影)/カリーヌ・デエ(ソプラノ) アタール(およびその魂)/ジャン=セバスティアン・ブ(バリトン) 自然、スピネット/ユディト・ファン・ワンロイ(ソプラノ) カルピーギ/エンゲラン・ド・イス(テノール) アルテネ(およびその影)、炎の精/タシス・クリストヤンニス(バリトン) アルタモルト(およびその影)、農民/フィリップ=ニコラ・マルタン(バリトン) エラミール/マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ) 賢い羊飼い、スピネットの影/ダナエ・モニエ(ソプラノ) 合唱:ヴェルサイユ・バロック音楽センターの歌手メンバーたち オリヴィエ・シュネーベリ(合唱指揮) レ・タラン・リリク クリストフ・ルセ(指揮) 録音時期:2018年11月26日&27,28日 録音場所:プトー、ジャン=バティスト・リュリ音楽院&パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク=フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) 世界初録音

タラール あらすじ

プロローグ宇宙は腐敗した人類への不満を大嵐で示している。「Nature(自然)」が現れ嵐を止めると、新しい世代の人間を創り出す。その中から、アタールはアジアの専制君主である王に、そしてタラールは未知の血統の兵士となるよう運命づけられる。第1幕自制心に欠けるペルシャ湾のオルムス王国の王アタールは、嫉妬に狂っている。手柄を立てた兵士タラールの身分が引き上げられて面白くない。アタールは、大司祭の息子にして無謀で衝動的な青年アルタモルトに命じてタラールの美しい妻アスタジを誘拐する。アスタジはハーレムに囚われの身となり、イルザという名を与えられる。第2幕異教徒が王国を侵略してくるという神託を受け、アタールは軍の長官を決めようと儀式を行う。占い師はタラールを長官に任命する。自分が選ばれなかったことに腹を立てたアルタモルトは、タラールに決闘を申し入れ、タラールはこれを受け入れる。アルタモルトが敗れ、命を落とす。第3幕ヨーロッパ式のセレモニーとパーティを開催してアスタジ(イルザ)を戴冠し自分の妻にすべく、王は準備を始めさせる。アタールはアスタジの部屋に行くが拒絶されて激怒し、アスタジを黒い服を着た口を閉ざした奴隷(タラールの変装)と結婚させ、ハーレムの笑い物にさせようとたくらむ。第4幕王は心変りして、黒い服の奴隷を殺すよう命じる。カルピーギは奴隷がタラールの変装した姿であることを兵士たちに知らせ、兵士たちは仕方なくタラールを捕える。第5幕タラールを処刑するための儀式が始まるが、タラールの人望の厚さにアタールは怒り狂い、自ら命を断ち、タラールを王にと言い残す。タラールはアスタジとも無事に再会できただけで十分であるというが、周囲に勧められて王となり、幸せに世を治めて幕となる。 最後にプロローグと同様「Nature(自然)」が現れ、外的な環境が運命をある程度は形作るが、最終的なその人の人生を決めるのは性格(人物)である、と述べる。(輸入元情報)

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