出荷目安の詳細はこちら商品説明クレア・ラウジ—の最新作は、近年に点在していた豊かな潮流が出会い新たな潮目を生んだような、甘美な音を響かせる傑作だ。恐らく『sentiment』は、2020年代のさまざまなインディシーンをつなぐ一枚として、今後あらゆる音楽家の指針となるのではないだろうか。− つやちゃんメロディ、演奏、歌詞、音質(録音)、アレンジなど、どこをとってもクラフツマンシップに溢れているという側面と、一方でリスナーを一人として置いてきぼりにはしない、ある種のわかりやすさを持った包容力、そして歴史を継承し、さらには更新しようとする側面とを合わせもったアルバム。ポピュラー音楽は時として出現するこうした作品によって進化してきた。− 岡村詩野(TURNtokyo.com)「emo ambient」の旗手にして歌姫、クレア・ラウジーが、驚くべきアルバムを提げて、遂に日本デビューを果たす。風景と日常、響きと調べ、知性と情動、ポップ・ミュージックは、ここまでたどり着いた。間違いなく本作は2024年最高の話題作になるだろう。全感覚を押し拡げて聴いてほしい。− 佐々木敦“It’s so crushing and sad… such a deeply beautiful and moving album.” - NPR「とても衝撃的で悲しい...深く美しく感動的なアルバム」“Music for Oliveros-inspired deep listeners and for poets finding meaning among the mundane.”- The Guardian「ポーリン・オリヴェロスにインスピレーションを受けたディープなリスナーや、ありふれたものの中に意味を見出す詩人のための音楽」 “A subdued and pretty marriage of acoustic playing and electronic production.” - Bandcamp「アコースティックな演奏とエレクトロニック・プロダクションの控えめで素敵な融合」現在、米LAを拠点に活動するアーティスト、ミュージシャンで、自ら “emo ambient” のスローガンを掲げ、エクスペリメンタル・ミュージックやアンビエント・ミュージックの既成概念に挑戦することで知られているクレア・ラウジー(claire rousay)が、米シカゴの老舗インディー・レーベルのThrill Jockeyと契約し、自身による(近年のヒップホップ、R&B系アーティストの影響を受けたオートチューン使いの)エフェクトされたヴォーカルとシンプルなギター演奏を大胆に取り入れ、クレア・ラウジー流ポップ・ソングに果敢に挑んだ、(しかし、これまでの彼女の作品とも確実に地続きな)驚きの最新アルバムをリリース。アンビエンスを意識した現代的なフォーキー感覚やヴァイオリン等の流麗なストリングスをフィーチャーしたメランコリックなメロディーが全体的に流れ、フィールドレコーディングが印象的に散りばめられ、ドローンやミニマル・サウンドも効果的に登場する、様々なエレメンツのバランス感覚が圧倒的に素晴らしい、これまでにあるようで無かった革新的なマスターピース。録音、ミックスもクレア自身が手掛けている本作『sentiment』(センチメント)には多数のゲスト・ミュージシャンが起用されいる。2ndシングルとして先行配信された「ily2 (feat. Hand Habits) 」には、Saddle CreekやFat Possumからのリリースで知られるシンガー・ソングライターMeg Duffy(ギタリストとして、Weyes Blood、Kevin Morby、The War On Drugs 等の作品に参加し、Blake Millsの『Jelly Road』にはヴォーカルで参加)のソロ・ユニット、Hand Habitsがギターで、「please 5 more minutes (feat. Lala Lala) 」には、SUB POP傘下のレーベルHARDLY ARTからのリリースで知られるソングライターLillie Westによるシカゴが拠点のインディー・ロック・プロジェクト、Lala Lalaがギター、シンセサイザー、ヴォイスで参加している。Hand HabitsとLala Lalaの他にも、クレアとの(多数の)コラボ作品でも知られる(クレアを現在の音楽活動に導いた10年来のコラボレーター)、コンポーザー/マルチ・インストゥルメンタリストのmore eazeことMari Mauriceがヴァイオリンやエレクトロニクス(で計4曲参加)、HovvdyやKaty Kirby等の作品に参加しているBennett Littlejohnがベース(クレアと共にミックスも担当)、これまでもクレアの作品にピアノやエレクトロニクスで参加してきたNYはクィーンズの若きコンポーザー、Theodore Cale Schaferがアルバム冒頭を飾る「4mp」にヴォイス(朗読)で参加している。非常に感傷的で私小説的な内容ながら、2020年代以降の様々なインディペンデントな音楽シーンを繋ぐ、より多くの音楽ファンに響くであろう新たなスダンダードの誕生。
■ 推薦コメント:佐々木敦(HEADZ)
■ 解説:岡村詩野、つやちゃん
■ 歌詞・対訳付
■ 日本盤CDのみ完全未発表のボーナス・トラック2曲(新曲)収録(メーカー・インフォメーションより)曲目リストDisc11.フォー・ピー・エム/2.ヘッド/3.イット・クッド・ビー・エニシング/4.アスキング・フォー・イット/5.スリー/6.ラヴァーズ・スピット・プレイズ・イン・ザ・バックグラウンド/7.スィカモァ・スカイライン/8.プリーズ・ファイヴ・モァ・ミニッツ