出荷目安の詳細はこちら内容詳細かごを基本的構造に徹底して還元する。それはかごづくり=バスケタリーの分野を解体し、工芸の領域を解き放って建築や自然の形態に結びつける。国際的に高い評価を得ている著者の作品や制作ノート、参考資料やグロサリーまで編み入れ、読者を形の神秘世界に誘いこむ。(新版解説=島崎慶子)
■新シリーズ「住まい学エッセンス」とは「住居・建築・まちを探検するコンパクト・ブックス」として、積水ハウス「住まいの図書館出版局」より1987年から2014年にかけて刊行された建築エッセイシリーズ「住まい学大系」は、建築家による設計プロセスの精緻な表現、住居をめぐって掘り起こされた歴史、住まい手による生活記録の集積から建築批評に新たな視座をもたらし、ジャンルをこえ幅広い読者を獲得しました。惜しまれなが絶版になってしまった「住まい学大系」シリーズのなかから、読み継がれるべき書を精選し新たな顔ぶれも加え、旧シリーズ編集長だった遠藤実氏の協力のもと、2024年夏より平凡社が「住まい学エッセンス」としてシリーズを再刊します。