出荷目安の詳細はこちら商品説明鬼才リンドベルイが振るバーンスタインの交響曲第1番『エレミア』と第2番『不安の時代』!SACDハイブリッド盤。「指揮者」クリスティアン・リンドベルイのバーンスタイン・アルバム第2作。『キャンディード』序曲、『ウエストサイド・ストーリー』のシンフォニック・ダンス、『オン・ザ・タウン』の『3つのダンスのエピソード』などの前作につづき、交響曲を2曲、アークティック・フィルハーモニックを指揮して演奏しています。 「旧約聖書」の予言者の名を副題にした交響曲第1番『エレミア』は、1939年ハーバード大学を卒業後に作曲したヘブライ語による哀歌を最後の楽章に使った、3楽章の作品として書かれました。予言者から人々への強い嘆願『予言(Prophecy)』、異教の堕落がもたらす破壊と混沌のスケルツォ『冒涜(Profanation)』、「エレミアの哀歌」の詩をメゾ・ソプラノが歌う『哀歌(Lamentation)』。ニューイングランド音楽院の作曲コンペティションには落ちたものの、バーンスタインが指揮法を教わったフリッツ・ライナーに認められ、1944年、ライナーが音楽監督を務めていたピッツバーグ交響楽団をバーンスタイン自身が指揮して初演しました。 交響曲第2番『不安の時代』は、1948年のピューリッツァー賞を受賞したW.H.オーデンの詩「不安の時代」からインスピレーションを得て作曲された作品です。第二次世界大戦中のニューヨーク、酒場を舞台に3人の男とひとりの女がそれぞれの不安を語り、意味とアイデンティティを求めている。バーンスタインは、オーデンの詩の構造とタイトルに倣い、第1部『プロローグ(The Prologue)』『7つの時代(The Seven Ages)』(第1変奏〜第7変奏)『7つの段階(The Seven Stages)』(第8変奏〜第14変奏)と第2部『挽歌(The Dirge)』『仮面劇(The Masque)』『エピローグ(The Epilogue)』の構成の作品としました。この作品にはブルースやジャズの要素も織りこまれ、バーンスタインの楽器「ピアノ」が重要な役割を担わされています。1949年4月8日、バーンスタインがピアノを弾き、作曲を委嘱したクーセヴィツキーがボストン交響楽団を指揮して初演されました。 2010年にスウェーデン宮廷歌手に指名されたアンナ・ラーションと、ウルフ・ヴァリーンやトゥールレイフ・テデーンと共演したBISレーベルの室内楽録音でも知られるローランド・ペンティネンをソリストに起用。ノルウェー、ボードーのコンサートホール「ストルメン」でのセッション録音です。(輸入元情報)