『カプリッチ〜カスタルディ&ペッレグリーニ』 アルバーヌ・インブス、ロルフ・リスレヴァンド


 『カプリッチ〜カスタルディ&ペッレグリーニ』 アルバーヌ・インブス、ロルフ・リスレヴァンド

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3,441 円 (税抜き)

出荷目安の詳細はこちら商品説明イタリア初期バロックの知られざる撥弦芸術2相に迫る新解釈ノルウェー出身で早くからジョルディ・サヴァールの楽団の撥弦楽器奏者として活躍してきたロルフ・リスレヴァンドが録音技師および共演者として参加し、17世紀前半のイタリアで際立った活躍をみせながら長く忘れられていた2人の重要作曲家の撥弦楽器作品を幅広く取り上げるアルバムを制作。アルバーヌ・インブスはフランスのストラスブール出身で、今やリスレヴァンド同様サヴァールのエスペリオンXXIの通奏低音セクションを支えつつ、さまざまなアンサンブルで幅広い実践経験を積んできた実力派です。 演奏曲のうち、バロックギター向けの作品は教養都市ボローニャで世紀半ばに楽譜出版がなされたペッレグリーニの曲集からのもの。この作曲家は詳細が未だ詳しく判っていないものの、生前は鍵盤におけるフレスコバルディや声楽におけるモンテヴェルディ同様の巨匠として高く評価されていました。多くの弦をそなえた通奏低音楽器テオルボの可能性を独奏、ないし小型テオルボに相当するティオルビーノとの二重奏で十全に引き出す作品を数多く書いたカスタルディは、「ALPHA」レーベルが記念すべき最初のCDでフィーチャーした17世紀の貴族音楽家。分散和音や舞曲のリズムを効果的に活かし、謎めいた表題で想像を掻き立ててくれる作品の魅力を、古楽のみならず現代ギターで近現代やジャンル越境型の作品も弾きこなすインブス、深い音楽性に満ちた大御所リスレヴァンドの妙演でじっくり味わえる1枚です。(輸入元情報)

収録情報

01. ベッレロフォンテ・カスタルディ

1581-1649

:カプリッチョ『私は目覚めた』02. カスタルディ/インブス編:コルレンテ『ラウリーナ』03. ドメニコ・ペッレグリーニ

c.1617-1682

:第1舞踏曲04. ペッレグリーニ:コルレンテ『グリマルダ』05. カスタルディ:カプリッチョ『ビスキッゾーゾ』06. カスタルディ:ソナタ第13番07. ペッレグリーニ/インブス編:アレマンダ第4番08. ペッレグリーニ:コルレンテ『サヴェッリーナ』09. カスタルディ:アルぺスカ・ガリアルダ10. カスタルディ:雅びな小カプリッチョ11. カスタルディ:我流のアルペッジャータ12. カスタルディ:ガリアルダ『恋の神に傷つけられて』13. ペッレグリーニ/インブス編:アレマンダ第2番14. カスタルディ:カプリッチョ『スペインの少年』15. カスタルディ:コルレンテ『ファルファニッキア』16. ペッレグリーニ:トッカータ第1番17. カスタルディ:コルレンテ『盲目の娘』18. カスタルディ:リトルネッロ第1番19. カスタルディ:カプリッチョ『両性具有』20. カスタルディ:コルレンテ『激憤』21. カスタルディ:ソナタ第10番22. カスタルディ:ガリアルダ『こおろぎ』23. ペッレグリーニ:トッカータ第2番24. カスタルディ:カプリッチョ『盛儀流』25. ペッレグリーニ/インブス編:コルレンテ第10番26. カスタルディ:気まぐれのガリアルダ27. カスタルディ:コルレンテ『不実』28. カスタルディ:愛想のよいパッサッジョ 出典: カスタルディ『2つの楽器、すなわちテオルボとティオルビーノで弾くカプリッチョ集』(1622年モデナ刊) ペッレグリーニ『スペイン式ギターで弾く和声的コンチェルト集』(1650年ボローニャ刊) アルバーヌ・インブス(テオルボ、ティオルビーノ、バロックギター) ロルフ・リスレヴァンド(テオルボ) 録音時期:2020年6月、2021年1月、2022年9月 録音場所:ノルウェー、エヴィヤ、モーセスタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル)

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