出荷目安の詳細はこちら内容詳細「胃袋」から近現代史を描き直す歴史地理学者が、「なかったこと」にされてきた日常茶飯の世界と、実は主体的だった女性労働者の実像を蘇らせる。間食から紐解く人間交流史。目次 : プロローグ—「わたし」を探す/ 第1部 日本の女性たち(糸と饅頭—ある紡績女工のライフヒストリー/ 焼き芋と胃袋—女工たちの身体と人格/ 米と潮騒—一〇〇年前の米騒動と女性の自治/ 月とクリームパン—近代の夜明けと新しき女たち)/ 第2部 アメリカの女性たち(野ぶどうとペン—女性作家の誕生/ パンと綿布—ローウェルの女工たち/ キルトと蜂蜜—針と糸で発言する女性たち/ ドーナツと胃袋—台所と学びとシスターフッド/ エピローグ—「わたしたち」を生きる)