Marie-claire Alain: L'orgue Francais-french Organ Works


 Marie-claire Alain: L'orgue Francais-french Organ Works

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5,500 円 (税抜き)

状態可状態詳細EU盤、ブックレット付き、BOX仕様コメント22CD/BOX傷あり・底面破れ小/盤質A〜AB/DISCキズ小/盤質A多/WARNER CLASSICS・ERATO/2564631064中古商品のご購入について
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オルガン大国フランス

フランスの宗教はカトリックが主流で歴史も長く、古くから大聖堂や教会などには数多くのオルガンがありましたが、フランス革命で多くの教会が破壊され、一緒にオルガンも壊されてしまったため、19世紀以降に新たに設置された高機能な楽器が多いのが特徴でもあります。 当時新たに設置されたオルガンは、同時にオルガン奏者の仕事も生みだし、それに刺激された作曲家があらわれて多くの作品が生み出され、やがてフランス・オルガン楽派とも呼ばれる一大潮流をつくりだすことになります。 フランスのオルガン音楽でまず思い浮かぶのは、ヴィドールやヴィエルヌ、ギルマン、メシアン、デュリュフレといった近現代作品での、いかにもパイプオルガンといった趣の壮大で華麗な作品ですが、瞑想的なフランクやフォーレの作品も有名ですし、フランス革命による破壊以前の古いオルガンのために書かれたクープランやグリニーといった親しみやすいバロック作品にもまた魅力的なものがあります。

オルガン録音が得意なエラート・レーベル

オルガンのレコーディングに豊富な経験を持つエラート・レーベルが1959年から2000年にかけて取り組んだこれらの録音は、技術面でも高い評価を得ており、レジストレーションの達人でもあるアランならではの音色の美しさや響きの豊かさについても申し分のない水準で再現してくれているのがポイントとなっています。

プロフィール

1926年8月10日、パリ近郊のサン・ジェルマン・アン・レイに誕生。父アルベールは作曲家でアマチュアのオルガニスト製作者、若くして亡くなった兄のジャンも作曲家という家庭に育ち、幼少からオルガンとピアノに親しんで育ち、11歳で父の代役として教会でオルガン演奏をおこなうなど、特別な環境でオルガンのセンスを磨いて行きました。 1944年、連合軍によってパリが解放されると、彼女はパリ音楽院に入学、モーリス・デュリュフレに和声学を、シモーヌ・プレ=コサードにフーガを、マルセル・デュプレにオルガンと即興演奏を師事し、1950年にオルガン科を首席で卒業すると、ほどなくジュネーヴ国際コンクールに出場して首位を獲得、すぐにパリでオルガン・リサイタルを開いて注目されるようになり、翌1951年にはパリでバッハ賞を受賞しています。 以後、パリの聖マリア教会を拠点に、オルガニストとして世界的な活動を展開、実演だけでなくレコーディングにも熱心に取り組みますが、一方で、フランス・オルガン音楽についての研究書も著し、さらに後進の指導にもあたるなど、その多彩な活躍ぶりには驚くべきものがありました。 そうした活動が評価され、1974年に、レジョン・ドヌール勲章を授けられ、さらに翌年にはドイツのリューベック市からブクステフーデ賞を授与されてもいます。 アランの演奏は、その驚異的な記憶力により、長期に渡って蓄積された膨大な知識と経験に基づく、曖昧さや曇りのない明快なスタイルに特徴があり、対位法にせよ和声にせよレジストレーションにせよ、常に明確な表現が志向されているのが印象的でした。 レパートリーはバロックから20世紀作品までと幅広く、おこなったリサイタルの数も2000を超えていたといいますから相当なもの。 アランは研究熱心なオルガニストでもあり、楽譜や楽器についての考察を欠かすことがなく、生涯に3度もバッハのオルガン曲全集を録音することになったのも、背景には、アラン自身の解釈の変化を反映させるという目的がまずあったものと思われます。また、そうした知識や技能を買われ、歴史的なオルガン本体の修繕や改修に際しても助言を求められることが多く、まさにマルチなオルガニストとして、20世紀オルガン界を代表する重要な存在となっていました。 活動が国際的だっただけに、1970年代のはじめから日本もたびたび訪れており、常に暗譜で演奏するその姿はおなじみにもなっていました。2013年2月26日没。(HMV)

収録情報

Disc1
● ニコラ・ルベーグ

1631-1702

:オルガンのための組曲集
● ニコラ・ルベーグ:マニフィカト、他 録音:1959年
● ギヨーム=ガブリエル・ニヴェル

1632-1714

:オルガンのための組曲集、他 録音:1964年、1965年Disc2
● F.クープラン

1668-1733

:修道院のためのミサ曲 録音:1998年
● ルイ・マルシャン

1669-1732

:オルガンのための小品集 録音:1975年Disc3
● F.クープラン:教区のためのミサ曲 録音:1997年
● ジャン・アラン

1911-1940

:オルガン、弦楽5部と打楽器のためのサラバンド ジャン=ジャック・カントロフ指揮、バンベルク交響楽団 録音:1997年Disc4
● ニコラ・ド・グリニー

1672-1703

:ミサ曲『全能の創造主なる神』 録音:1996年Disc5
● ニコラ・ド・グリニー:オルガンのための5つの讃歌 録音:1998年、1965年Disc6
● ニコラ・ド・グリニー:ミサ曲『全能の創造主なる神』
● ニコラ・ド・グリニー:『オルガンのための讃歌』より 録音:1965年Disc7
● ルイ・マルシャン

1669-1732

:オルガン曲集第1巻 録音:1975年
● ピエール・デュマージュ

1674-1751

:第1旋法による組曲 録音:1967年
● ピエール・ダンドリュー

1664-1733

:ノエル ニ短調』 録音:1959年Disc8
● ルイ=ニコラ・クレランボー

1676-1749

:第1旋法による組曲
● ルイ=ニコラ・クレランボー

1676-1749

:第2旋法による組曲 録音:1967年、1989年
● ジャン・アダム・ギョーム・ギラン

1680?-1739?

:第1〜4旋法による組曲 録音:1972年Disc9
● ジャン=フランソワ・ダンドリュー

1682-1738

:『聖ユベールのミサ・ソレムニス』、他 録音:1996年、1967年Disc10
● ジャン=フランソワ・ダンドリュー:ノエル 録音:1964年
● フランソワ・ダジャンクール

1684-1758

:第2旋法による組曲
● フランソワ・ダジャンクール

1684-1758

:第5旋法による組曲 録音:1967年
● サン=サーンス

1835-1921

:ブルターニュの賛歌による3つの狂詩曲 録音:1995年
● ガブリエル・フォーレ

1845-1921

:『タントゥム・エルゴ』Op.65-2
● ガブリエル・フォーレ:『恵み深き御母マリア』Op.47-2
● ガブリエル・フォーレ:『アヴェ・ヴェルム・コルプス』Op.65-1 録音:1982年
● レオン・ボエルマン

1862-1897

:『ゴシック組曲』 録音:1993年Disc11
● クロード=ベニーニュ・バルバトル

1724-1799

:『ノエル形式による組曲』 録音:1977年、1995年
● ルイ=クロード・ダカン

1694-1772

:『ノエル形式による組曲』 録音:1977年Disc12
● セザール・フランク

1822-1890

:前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調 Op.18
● フランク:3つのコラール
● フランク:祈り 嬰ハ短調 Op.20
● フランク:フィナーレ 変ロ長調 Op.21 録音:1995年
● アレクサンドル・ピエール・フランソワ・ボエリー

1785-1858

:『幻想曲とフーガ変ロ長調 Op.18』 録音:1980年
● テオドール・デュボワ

1837-1924

:『トッカータ ト長調』 録音:1993年Disc13
● セザール・フランク:幻想曲ハ長調 Op.16
● フランク:英雄的小品 ロ短調
● フランク:カンタービレ ロ長調
● フランク:幻想曲イ長調
● フランク:大オルガンのための6つの小品 Op.17
● フランク:パストラーレ Op.19 録音:1995年
● アレクサンドル・ギルマン

1837-1911

:オルガン・ソナタ第1番イ短調 Op.42 録音:1993年Disc14
● シャルル=マリー・ヴィドール

1844-1937

:オルガン交響曲第3番 Op.13-3〜第1,4,6楽章
● ヴィドール:オルガン交響曲第4番 Op.13-4
● ヴィドール:オルガン交響曲第9番『ゴシック』 Op.70 録音:1977年
● ヴィドール:オルガン交響曲第1番 Op.13-1〜第6楽章 録音:1968年Disc15
● ヴィドール:オルガン交響曲第6番 Op.42-2 録音:1977年
● ヴィドール:オルガン交響曲第2番 Op.13-2〜第6楽章
● ヴィドール:オルガン交響曲第5番 Op.42-1 録音:1968年
● ウジェーヌ・ジグー

1844-1925

:トッカータ ロ短調
● ジグー:スケルツォ ホ長調 録音:1993年、1968年Disc16
● ルイ・ヴィエルヌ

1870-1937

:オルガン交響曲第2番ホ短調 Op.20
● ヴィエルヌ:オルガン交響曲第4番ト短調 Op.32
● ヴィエルヌ:幻想的小品集組曲第3番 Op.54〜即興曲 録音:1989年、1993年Disc17
● ルイ・ヴィエルヌ:オルガン交響曲第3番嬰ヘ短調 Op.28
● ヴィエルヌ:オルガン交響曲第1番ニ短調 Op.14
● ヴィエルヌ:幻想的小品集組曲第3番 Op.54〜『ウェストミンスターの鐘』
● ヴィエルヌ:幻想的小品集組曲第2番 Op.53〜トッカータ』 録音:1989年、1993年Disc18
● アルベール・アラン

1880-1971

:『神を讃えて歌おう』による終曲 Op.323
● アルベール・アラン:スケルツォ ホ短調 Op.423 録音:1993年
● プーランク:『オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調』 ジャン・マルティノン指揮、フランス国立放送管弦楽団 録音:1970年
● ジャン・ラングレー

1907-1991

:『中世の組曲』 録音:1955年(モノラル)
● ジャック・シャルパンティエ

1933-

:オルガンと管弦楽のための交響曲第6番 タマシュ・ヴェート指揮、デンマーク放送交響楽団 録音:1980年Disc19
● モーリス・デュリュフレ

1902-1986

:『アランの名による前奏曲とフーガ Op.7』 録音:1997年
● オリヴィエ・メシアン

1908-1992

:『主の降誕』
● オリヴィエ・メシアン:『聖餐式(天上の饗宴)』
● オリヴィエ・メシアン:『永遠の教会の出現』 録音:1988年Disc20
● ジャン・アラン:『フィリギア旋法のバラード』
● ジャン・アラン:『アリア』
● ジャン・アラン:『空中庭園』
● ジャン・アラン:『悲曲』
● ジャン・アラン:『子守歌』
● ジャン・アラン:『Climat』
● ジャン・アラン:『モノディ』
● ジャン・アラン:『アンダンテ』
● ジャン・アラン:『Chant donne』
● ジャン・アラン:『De Jules Lemaitre』
● ジャン・アラン:『Fantasmagorie』
● ジャン・アラン:『クレマン・ジャヌカンの主題による変奏』
● ジャン・アラン:『幻想曲第1番』
● ジャン・アラン:『組曲』
● ジャン・アラン:『アニュイ・ヤヴィシュタの2つの舞曲』
● ジャン・アラン:『小さな小品』
● ジャン・アラン:『ルシー・クレアトールの名による変奏曲』 録音:1999年、2000年Disc21
● ジャン・アラン:『前奏曲とフーガ』…

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