出荷目安の詳細はこちら内容詳細私たちは、だれもが個人である。しかし、私たちは、個人であるために、他者からの支えを必要とする。「ケア」をめぐって、フランス哲学の中枢を担う著者が、社会国家と市民社会との新たな関連を構想する。目次 : 序論 個人からなる社会/ 第1章 現代の個人と国家のジレンマ(フランスの個人主義とは?/ 多様な生活様式の社会 ほか)/ 第2章 個人を支えること(具体化される個人/ 個人の基盤 ほか)/ 第3章 能力ある個人(「社会問題」/ 人間開発(ヒューマンデベロップメント) ほか)/ 第4章 脆弱な個人(脆弱性の状況/ ニーズの主体 ほか)/ 結論 支えと個人の開花