Giulini / Lapo Giulini In America Vol.1


 Giulini / Lapo Giulini In America Vol.1

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状態可状態詳細ブックレット付き、ライナー書き込みありコメント6CD BOX中古商品のご購入について
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※中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません>>その他注意事項(必ずご確認ください)出荷目安の詳細はこちら商品説明(こちらは新品の商品説明となります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。)ジュリーニ没後5周年記念ジュリーニ・イン・アメリカ Vol.1〜ロサンゼルス・フィル編ロサンゼルス・フィル音楽監督時代のジュリーニが、1978年から1981年にかけてドイツグラモフォンにセッション録音した交響曲と管弦楽曲レパートリーを集めた6枚組ボックスの登場。 60代半ばだったジュリーニはまだまだ元気で、遅めのテンポの音楽には張り詰めた緊張感が漂い、独特の気品を湛えたカンタービレの魅力とあいまって、当時のジュリーニならではの完全主義の凄みを感じさせてくれます。 「ジュリーニ・イン・アメリカ」第2弾、シカゴ交響楽団とのドイツ・グラモフォン録音を集めたボックスはこちらです。

収録情報

CD1・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』・シューマン:序曲『マンフレッド』Op.115CD2・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67『運命』・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68『田園』CD3・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68CD4・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73CD5・シューマン:交響曲第3番変ホ長調Op.97『ライン』・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』CD6・ドビュッシー:交響詩『海』・ラヴェル:バレエ『マ・メール・ロワ』・ラヴェル:スペイン狂詩曲 ロサンゼルス・フィルハーモニック カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 録音:1978〜81年

ジュリーニ・プロフィール

美しい名前と洗練された容姿、そしてヒューマンな人格の持ち主だった稀有の名指揮者、カルロ・マリア・ジュリーニは、1914年5月9日、南イタリアのヴェローナ近郊、バルレッタという都市に、北イタリア出身の裕福な両親の息子として誕生しました。 ジュリーニは5歳のときに旅回りのヴァイオリン弾きに魅せられ、父親にねだってヴァイオリンの学習を始めます。地元の音楽学校に学んだ後、1930年にローマの聖チェチーリア音楽院に入学、ヴィオラと作曲を専攻。在学中から同音楽院管弦楽団のヴィオラ奏者も務め、ブルーノ・ワルターやオットー・クレンペラー、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーといった名指揮者たちのもとでの演奏を経験。卒業後、聖チェチーリア国立アカデミーで指揮法をベルナルディーノ・モリナーリに師事し、指揮者への道を志すこととなります。

1940年代

 第二次世界大戦中の1942年、ローマで知り合った実業家の娘、マルチェッラ・デ・ジローラミと結婚。その後、イタリア陸軍に従軍し、パルチザン掃討のためクロアチアに赴きますが、そこでの経験が彼を平和主義者に変え、強固な反ファシストの考えのもと、ローマに戻ったのちに軍隊から離脱、ポスターなどで手配されるものの、妻の叔父の家にある秘密の部屋に9ヶ月間潜伏して終戦を迎えます。 その後、ローマが開放された1944年6月、記念演奏会で聖チェチーリア音楽院管弦楽団を指揮してデビュー。ブラームスの交響曲第4番ほかを指揮した公演は大成功を収め、プレヴィターリの後任として、ローマ・イタリア放送交響楽団の指揮者に起用されます。 1946年、ローマ・イタリア放送交響楽団の音楽監督に就任。 1949年、7月にマリピエロ、ミヨー、ペトラッシの作品をローマ・イタリア放送交響楽団と演奏。

1950年代

 1950年、ミラノ・イタリア放送交響楽団に移ります。この頃からヨーロッパ各地の音楽祭を中心とした客演活動を盛んにおこなうようになります。 1951年、ミケランジェリとモーツァルトのピアノ協奏曲で共演、さらにミラノ・イタリア放送交響楽団との演奏会形式オペラ上演では『アッティラ』、『二人のフォスカリ』、『ブルスキーノ氏』を取り上げています。また、ジュリーニの指揮したハイドンの『月の世界』を聴いたトスカニーニが演奏を絶賛、これを機にトスカニーニから指揮について教えを受けてもいます。 1952年、スカラ座にデビュー、この年にはジュリーニ初のレコーディング・セッションとなるケルビーニのレクイエムをEMIに録音。 1953年、フランクフルトで、ヘッセン放送管弦楽団(現フランクフルト放送交響楽団)に客演してグリュミオーのヴァイオリン独奏でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を指揮。同年12月7日には、スカラ座のシーズン初日でカタラーニの『ワリー』をテバルディの主役で上演し成功を収めます。 1954年、ヴィクトル・デ・サーバタの後任として、スカラ座首席指揮者に就任し、ロッシーニ『セビーリャの理髪師』『シンデレラ』、ヴェーバー『オイリアンテ』、グルック『アルチェステ』などを指揮。 1955年、セッションでロッシーニ『アルジェのイタリア女』、ペルゴレージの『奥様女中』をEMIに録音。さらにフィルハーモニア管弦楽団を指揮してヴィヴァルディの『四季』をEMIに録音。オペラ上演では、5月28日のマリア・カラスとの『椿姫』が話題になったほか、グラインドボーンに客演した際の『ファルスタッフ』も大評判となります。 1956年、スカラ座首席指揮者を辞任。フィルハーモニア管弦楽団とのレコーディング・セッションに熱心に取り組み、ビゼーの『子供の遊び』、チャイコフスキーの交響曲第2番『小ロシア』、ストラヴィンスキーの『火の鳥』、ムソルグスキー『禿山の一夜』、ラヴェル『マ・メール・ロワ』、ボッケリーニ:シンフォニア、ハイドン:交響曲第94番『驚愕』などをEMIに録音。オペラ上演では、1月29日、スカラ座でのマリア・カラスとの『椿姫』や、同じくスカラ座で2月16日におこなわれた『セビーリャの理髪師』などがありました。 1957年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、名演の誉れ高いフランクの交響曲ニ短調を録音。同じ7月にファリャの『三角帽子』も収録され、9月にはシュタルケルとのシューマンのチェロ協奏曲とサンーサーンスの第1番を録音します。 1958年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、シューマンの交響曲第3番『ライン』

マーラー版

&『マンフレッド』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』第2組曲ほかをセッション・レコーディング。オペラ上演では、ロイヤル・オペラ100周年記念上演をヴィスコンティの演出による『ドン・カルロ』で指揮して評判となります。 1959年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、『フィガロの結婚』全曲、『ドン・ジョヴァンニ』全曲、チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』、ロッシーニ:序曲集をセッション録音。

1960年代

 1960年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、ブラームスのピアノ協奏曲第1番をセッション録音。ピアノ独奏はクラウディオ・アラウ。また、トリノでは、モーツァルトの40&41番を指揮しています。オペラでは、コヴェントガーデンにて『セビーリャの理髪師』を上演。 1961年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』、ブラームス:ハイドン変奏曲をセッション録音。コンサートでは、同じくフィルハーモニア管と、『悲愴』、『展覧会の絵』、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(ルービンシュタイン)、ショパンのピアノ協奏曲第2番(ルービンシュタイン)などを演奏。オペラでは、コヴェントガーデンにてヴェルディの『ファルスタッフ』を上演。 1962年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、名高いドビュッシー:海、夜想曲、ブラームスの交響曲第1番、第2番、第3番、ピアノ協奏曲第2番(ピアノ独奏はクラウディオ・アラウ)、悲劇的序曲、ドヴォルザーク:交響曲第8番などをセッション録音。コンサートでは、ブラームスの交響曲第2番とヴェルディ聖歌四篇ほかをとりあげたボストン響への客演がありました。 1963年、コンセルトヘボウに客演して、ヴェルディの『ファルスタッフ』を演奏会形式上演。フィルハーモニア管弦楽団とのコンサートでは、ヴェルディのレクイエムや、ドヴォルザークの交響曲第8番を演奏。 1964年、フィルハーモニア管弦楽団を指揮して、ヴェルディのレクイエムをセッション録音し、さらにロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのコンサートでも演奏。また、TV放送コンサートで、モーツァルトの40番と、ムソルグスキーの展覧会の絵、ファリャの三角帽子を演奏。オペラでは、コヴェントガーデンにて、ヴィスコンティ演出によりヴェルディの『トロヴァトーレ』を上演。 1965年、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮してモーツァルトの交響曲第40&41番を、デッカにセッション録音。オペラではローマで『セビーリャの理髪師』を上演。また、ミラノでは、ハイドンの交響曲第104番とモーツァルトの交響曲第40&41番を指揮しています。 1966年、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮してラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』と『スペイン狂詩曲』を、EMIにセッション録音。コンサートでは、同じくニュー・フィルハーモニア管とベートーヴェン『ミサ・ソレムニス』、モーツァルトのレクイエムを演奏。オペラでは、ローマとフィレンツェで『リゴレット』を上演しています。 1967年、シカゴ交響楽団を指揮してシューマンのピアノ協奏曲(ルービンシュタイン)をRCAにセッション録音。コンサートでは、同じくシカゴ交響楽団とドヴォルザーク交響曲第7番、ブラームス交響曲第2番、モーツァルト交響曲第39番、ケルビーニ:レクイエムなどを演奏したほか、ローマで、モーツァルトのグラン・パルティータ、シューベルトの交響曲第4番、ロッシーニのスターバト・マーテルをとりあげています。オペラでは、コヴェントガーデンにてヴェルディの『椿姫』を上演。 1968年、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮してブラームスの4番、ベートーヴェンの田園、エグモントを、EMIにセッション録音。コンサートでは、セント・ポール大聖堂でのベートーヴェン:ミサ・ソレムニスのほか、エジンバラで、シューベルトのミサ曲第6番と交響曲第4番を演奏。この年、シカゴ交響楽団首席客演指揮者に任命されます。 1969年、シカゴ交響楽団を指揮してブラームスの交響曲第4番、ストラヴィンスキーのペトルーシュカ、火の鳥、ベルリオーズ『ロメオとジュリエット』抜粋をEMIにセッション録音。コンサートでは、ボストン交響楽団に客演して、シューベルトの交響曲第4番、ブラームスの交響曲第4番、ムソルグスキーの展覧会の絵、ハイドンの交響曲第94番などを演奏したほか、ロイヤル・アルバート・ホールで、ブリテン:戦争レクイエムを、ローマでベートーヴェンのミサ・ソレムニスをとりあげています。

1970年代

 1970年、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してベートーヴェンのハ長調ミサを、ロイヤル・オペラを率いてヴェルディの『ドン・カルロ』をEMIにセッション録音。オペラでは、ローマでモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』を演奏会形式で上演。 1971年、シカゴ交響楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲第7番、マーラーの交響曲第1番をEMIにセッション録音。 1972年、ロンドン交響楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲第8番、第9番をEMIにセッション録音。コンサートでは、セント・ポール大聖堂でのバッハ:ロ短調ミサが話題に。 1973年、ロンドン交響楽団を指揮してブラームスのピアノ協奏曲第1番(ワイセンベルク)をEMIにセッション録音。コンサートでは、チェコ・フィルにベートーヴェンの第九で客演。この年、ウィーン交響楽団の首席客演指揮者に任命されます。…

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