【プラスチックモデルキット】
実車について
高い威力を誇った戦車砲、88mm砲を主砲に搭載した重戦車キングタイガーは第二次世界大戦中の1943年に完成、1944年から実戦配備が開始されました。 タイガーI型よりも長砲身の71口径88mm戦車砲KwK43を主砲に採用。その威力は連合軍を恐れさせたのです。当初、ポルシェ博士がデザインした砲塔が採用されましたが、ショットトラップの問題が指摘され、量産51台目からはヘンシェル社のデザインした砲塔が採用されることになりました。 このヘンシェル砲塔タイプが終戦まで生産されたのです。長砲身88mm砲の威力に加えて、砲塔の前面装甲180mm、車体の最大装甲150mmにも達する防御力は連合軍のどんな対戦車砲も受け付けない強力なものでした。 生産数は500両に満たない数でしたが、西部戦線、東部戦線に配備されたキングタイガーは連合軍を圧倒する威力を示したのです。商品について
モデルは最強戦車と恐れられた第二次大戦のドイツ重戦車キングタイガーを1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。 砲塔はヘンシェル砲塔を装備したタイプをモデル化しています。小型の1/72スケールとはいえ全長は砲身を含めて約14cm、全幅約5cmにもなる仕上がりはキングタイガーならではの存在感も味わっていただけることでしょう。 モデルは傾斜装甲を採用した車体形状に長砲身88mm砲を装備するヘンシェル砲塔を装備した姿を正確に再現。加えて、ハッチ類や各部の溶接跡、車載工具類などのディテールも丁寧に表現され、仕上がりの実感を高めます。 ロードホイールやスプロケットホイール、アイドラーホイールに幅広い履帯など、足回りもしっかりと再現された車体下部も重量感を表現。 1/72シリーズでも大きな存在感が魅力のキットです。主な特徴
■1/72スケールでドイツ軍のキングタイガーを再現
■ヘンシェル社製砲塔を搭載したタイプをモデル化
■ディテールアップ用エッチングパーツもセット