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ウエストリンギアは、オーストラリアのニューサウスウェールズ州などに分布している、海岸の岸壁などに自生する丈夫な潅木です。オーストラリアンローズマリーという別名があるように、ローズマリーに似た小さな葉が可愛い花木です。まっすぐに伸びた茎に、シルバーがかった葉が等間隔でつく様子は、それだけで美しく、観賞価値が十分にあります。また、常緑性がありますので、一年中美しい葉を楽しむことができます。4〜10月の開花期になると、白色のかわいい花を咲かせ、特に春は花数が多く、非常に見ごたえがあります。
※花は淡い紫色が出ることもあります。丈夫で、手間いらずの放任栽培が可能です。関東以南の暖地であれば、霜の当たらない軒下で越冬することができる、初心者の方にもピッタリな品種です。学名:Westringiafruticosaタイプ:シソ科ウエストリンギア属常緑小低木英名:Westringia、Coastrosemary、Australianrosemary別名:コーストローズマリー、オーストラリアンローズマリー、ウエストリンジア原産地:オーストラリア南東部樹高:1〜2m開花時期:4〜10月花色:白色(淡い紫色の場合もあります)耐寒性:-3℃まで
花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。育て方
■日当たり・置き場所日当たりと風通しの良い場所を好みます。暖地であれば、地植えで育てることができます。-3℃を下回る寒冷地では、基本的に鉢植えで管理して、冬は室内窓辺に移動させましょう。■用土水はけの良い土壌を好みます。市販の花木用培養土に鉢底石などを追加するか、赤玉土5、腐葉土3、パーライトや軽石2の割合で配合したものがよいでしょう。
■水やり乾燥気味を好みます。鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。地植えの場合は根付いてからは、特に水やりの必要はありません。
■肥料痩せ地でも育つ植物で、過剰な肥料や枯れる原因になります。過肥の必要はありませんが、花付きが悪くなってきたと感じたら、緩効性肥料や液肥を適宜与えてもよいでしょう。
■剪定・切り戻し四季咲き性なので、剪定時期はあまり選びません。葉が黄色くなった枝などはこまめに枝元で剪定します。生長が早いので、混みあってきたと感じたら適時剪定しましょう。刈り込んで生垣のように仕立てることも可能ですが、刈り込み剪定をすると、そこから枝が分かれて生長するため枝が混みあってきます。ナチュラルな雰囲気に仕立てたい場合は、混みあった枝を元から剪定することを続けるとよいでしょう。
■植え替え1〜2年に一度、一回り大きなサイズの鉢に植え替えを行いましょう。根が周り、土が硬くなってきたら、植え替えのサインです。
■病害虫目立った病害虫はありません。