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ローリエ(月桂樹)は、自生では10mにもなる逞しい幹に、整った深緑の葉が美しい常緑小高木です。ギリシャ神話にも登場する月桂樹は、シンボルツリー、記念樹として世界中から愛されてきました。オリンピック選手が頭に戴く草の冠も、この月桂樹からできています。また、乾燥させた葉はローリエの名で広く知られ、匂い消しのクッキングハーブとして活用されており、観賞用としても、生活を助けるハーブとしても、古来から人々の助けになってきました。上に立ち上がる葉は力強く、学名の'nobilis(気品ある)'の通り、気品と逞しさを感じることができます。常緑性で、耐陰性もあるので、育てて生垣にしてもよいでしょう。 育てやすく、初心者の方にもオススメです。
花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。また、花木苗や植木苗木などは、樹形を整えて枝数を増やすために、主枝の頂上部などを剪定して出荷する場合がございます。剪定は、お届け後の苗を姿良く生長させるための必要な作業として、それぞれの品種と個体に合わせて適時行っております。ご了承ください。学名:Laurus nobilisタイプ:クスノキ科ゲッケイジュ属耐寒性常緑小高木別名:ローリエ、ローレル、ゲッケイジュ原産地:地中海沿岸樹高:約15m開花期:4月〜5月花色:黄色耐寒性:-8℃まで耐暑性:強い育て方
■日当たり・置き場所日のよく当たる場所を好みますが、明るい日陰でも十分育ちます。-8℃くらいを目処に防寒し、冬の寒風が当たらないように注意しましょう。■用土水はけのよい、肥沃な土壌を好みますが、特に土質は選びません。市販の植木用培養土を使用するか、赤玉土6、腐葉土4の割合で配合したものがよいでしょう。
■水やり乾燥に強い種です。 鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えてください。地植えの場合は、根付いたら基本的に必要ありません。雨が降らない日が続いたら水やりをしましょう。
■肥料鉢植えの場合、3月に化成肥料を株元に追肥してください。地植えの場合、2月頃に寒肥として、有機質肥料を株元の周辺に埋めましょう。
■剪定適期は、生長期である3〜4月上旬、10月頃になります。風通しや日当たりがよくなるよう、込み合った不要な枝を切り落としましょう。剪定に強く、低く仕立てて生け垣のように仕立てることもできます。
■植え替え移植に弱いため、作業中に根を傷つけないよう注意してください。
■病害虫 テッポウムシ、ハマキムシ、カイガラムシなどに注意してください。