【最高のクリュで最良の成熟したブドウ】 【ジャコーザのバローロの真髄】
■レ・ロッケ リゼルヴァ :さらにLe Roccheの中でも、ジャコーザが認めたブドウのみが、赤ラベル、すなわちRiservaとなります。 赤ラベルの生産可否は、収穫時に50%ほど決定するものの、その後の樽熟成の状態を細かく見ながら2 年後に最終確認を行い、そこで認められて初めてリリースが決まります。 世界中で待望される赤ラベルですが、ジャコーザの基準に満たないと判断された場合はすべてのワインをバルク売りしてしまうこともあり、リリースされるものは究極のワインと言っても過言ではありません。 染み出る品格と繊細なフィネス、長い時間による変化のポテンシャルは、他のワインとは一線を画しています。
■品種:ネッビオーロ100%
■醗酵:ステンレスタンクにてマセラシオン醗酵(最高28℃)/その後MLF
■熟成:オーク樽(110HL)36カ月/瓶24カ月以上
■年間生産量:11,700本
■樹齢:30~年
■平均収量:40‐45hl/ha
■最高のクリュで最良のポイントまで成熟したブドウのみから造られる、まさに最高の1本。どこまでも複雑な香り、ベルベットのようなきめ細かさは、ジャコーザのバローロの真髄。 果実由来の甘味だけでなく、ミントなどのハーブ、スパイスなどの要素が複雑に絡み合います。滑らかな舌触り。極めて綺麗な果実味の奥に、実に複雑な味の要素が現れる偉大な1本です。
■ジェームス・サックリング98点! バラやラベンダーなどの花々。桃。濃いプラムと熟したイチゴの輝かしい果実味。濃密で力強いが、上質なカシミヤのように上質なタンニンが幾重にも重なる。数分間続く。口の中で広がり、ほぼエンドレス。5‐6年以上寝かせる。