「早くから飲めるサッシカイア」
■「より多くの人々に、土地の優位性とワイナリーの存在を知ってもらいたい。」という願いから、2000年からリリースされているグイダルベルト。サッシカイアとは別の顔を持つグイダルベルトは、熟成を待たずしてボルゲリのテロワールや、テヌータ・サン・グイドのスタイルを感じることができるワインです。 畑は標高100‐300mに位置し、石灰岩を多く含み様々なタイプの土壌が混ざり合った区画でブドウは生育され、手摘みで収穫。醸造は外部の酵母を一切添加せず、約76℃~29℃に管理されたステンレスタンクで実施しています。 マセラシオン(醸し)をメルロは約12~14日、カベルネ・ソーヴィニヨンは約13~16日実施。バランスの良い香りを抽出し繊細なタンニンを得るため、ルモンタージュとデレスタージュを頻繁に行っています。そしてマロラクティック発酵をステンレスタンク行った後、フレンチオークとアメリカンオークで15ヵ月ほど間熟成。その後、リリース前に瓶内で約3ヵ月間ワインを落ち着かせてからリリースしています。
■品種:カベルネ・ソーヴィニョン50% メルロー50%
■味わい:非常に濃い紫色の外観。カシスやブルーベリー、チェリーなど果実のアロマに、スミレやアイリス、スパイスなどの香りが感じられます。シルキーで洗練されたタンニンが非常に印象的で、完熟したベリーの風味が口いっぱいに広がるのが特徴です。フレッシュな酸がリッチな味わいとのバランスを保ちながら、余韻へと誘います。余韻には果実に加えて、カカオや土のニュアンスも感じられる仕上がりです。
■パーカーポイント94点! カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロのクラシックなブレンドであるテヌータ・サン・グイド2021グイダルベルトは、酸味のあるチェリーの果実味を示し、ブラックベリーとプラムの濃い色調を伴う。このヴィンテージは特に彫りが深く集中した果実の特徴を示し、軽いスパイス、コーラ、土によってエレガントに縁取られている。このヴィンテージは、この由緒あるドメーヌの特徴である力強さとテリトリーのアイデンティティを高めている。